Project/Area Number |
23K09814
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
|
Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
安岡 砂織 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (80459817)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉川 寛美 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 講師 (40778198)
田中 太一郎 東邦大学, 医学部, 講師 (70402740)
新田 汐里 宮崎大学, 医学部, 准教授 (80738500)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
|
Keywords | 感染予防 / 皮膚常在菌 / アクセス関連感染 / 皮膚保護材 |
Outline of Research at the Start |
カテーテル関連感染症(以下,CRBSI)の予防策として医療従事者の手指衛生や無菌操作といった医療者側の対策が示されている。これまでの研究成果により、患者自身が保有する皮膚常在菌によりCRBSIを発症していることが示唆された。このことから、根本的な予防策として患者のカテーテル留置部の皮膚常在菌の増加を可視化できる皮膚保護材の開発を試みることにした。具体的には、健常なヒトを対象に皮膚保護材使用前後の皮膚状態と皮膚常在菌の実態を生理学的手法と細菌学的手法により調査し、さらに皮膚常在菌増加の可視化を試みるため実験的手法(in vitro)の探索により、新たな皮膚保護材の開発に向けた基礎資料を得ることである。
|
Outline of Annual Research Achievements |
カテーテル関連感染症(以下,CRBSI)の予防策として医療従事者の手指衛生や無菌操作といった医療者側の対策が示されている。これまでの研究成果により、患者自身が保有する皮膚常在菌によりCRBSIを発症していることが示唆された。このことから、根本的な予防策として患者のカテーテル留置部の皮膚常在菌の増加を可視化できる皮膚保護材の開発を試みることにした。具体的には、健常なヒトを対象に皮膚保護材使用前後の皮膚状態と皮膚常在菌の実態を生理学的手法と細菌学的手法により調査し、さらに皮膚常在菌増加の可視化を試みるため実験的手法(in vitro)の探索により、新たな皮膚保護材の開発に向けた基礎資料を得ることである。 研究目的は、健常なヒトを対象に皮膚保護材使用前後の皮膚状態と皮膚常在菌の実態を生理学的手法と細菌学的手法により調査し、さらに皮膚常在菌増加の可視化を試みるため実験的手法(in vitro)の探索により、新たな皮膚保護材の開発に向けた基礎資料を得ることを目的にしている。 具体的な実験計画:令和5.6年度は成人期にある健常なヒト35名を対象に生理学的手法を用いた調査を行い、この対象者の皮膚から採取した70検体を細菌学的手法により調査する。令和7年度は、令和5.6年度に細菌学的手法より同定した皮膚常在菌を用いて、実験的手法を用いて、菌株(菌種・菌量)によるpHおよび糖の時間変動を測定する。 研究者全員で、予備実験を実施し、実験プロトコールを完成させた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度のの予定として、実験器具の購入および倫理審査の承認を得た。また、実験プロトコールを作成し、プレ実験を行った。一部、プロトコールの修正が必要であるが、次年度からは本実験を実施できる見込みがある。
|
Strategy for Future Research Activity |
次年度は、成人期にある健常なヒト35名を対象に生理学的手法を用いた調査を行い、この対象者の皮膚から採取した70検体を対象に生理学的手法と細菌学的手法により研究を実施する。
|