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災害時における「黒エリア」の構成のための基本となる指標の作成とその普及

Research Project

Project/Area Number 23K09818
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
Research InstitutionOita University of Nursing and Health Sciences

Principal Investigator

石田 佳代子  大分県立看護科学大学, 看護学部, 准教授 (90341239)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Keywords看護学 / 医療・福祉 / 自然災害 / 看護師 / トリアージ / 遺族 / 黒エリア
Outline of Research at the Start

本研究の目的は、国内における災害現場でのトリアージによって、「黒」のトリアージ・タグを付された傷病者が病院に搬送された際の収容場所となる「黒」のトリアージ・エリア(以下、黒エリア)での傷病者への対応や家族への対応を、当該黒エリアを担当する看護師等が適切に行えるように、黒エリアの構成のための基本となる指標を作成し、それを普及させることである。ヒアリングなどによる新たな事例データなどと、研究者によるこれまでの研究結果などを統合して、黒エリアの構成に関わる現時点でのエビデンスに基づいた資料を作成して、医療現場での準備を推進することで、災害への備えに貢献する。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、国内における災害現場でのトリアージによって、「黒」のトリアージ・タグを付された傷病者が病院に搬送された際の収容場所となる「黒」のトリアージ・エリア(以下、黒エリア)での傷病者への対応や家族への対応を、当該黒エリアを担当する看護師等が適切に行えるように、黒エリアの構成のための基本となる指標を作成し、それを普及させることである。
2023年度は、災害時に遺体安置所などに派遣され遺族への対応などを行った経験のある医療者から実際の活動に基づいた当該研究に必要な人員や時間を得るために、日本DMORT(Disaster Mortuary Operational Response Team,災害死亡者家族支援チーム)が主催するDMORT養成研修に参加した。この研修では、DMORTの実際の活動に関する講話を聴くことができたとともに、震災で家族を失った遺族から当時の状況や現在に至るまでの思いなどに関する講話も聴くことができた。これらの講話から前記の当該研究に必要な人員や時間について示唆を得ることができた。見学できたロールプレイから、対象による場合分けなどの必要性の示唆を得ることもできた。また、2施設の災害拠点病院において災害訓練の見学などを行った。これらの見学などから、当該研究の内容となる事項についての根拠を得ることができた。
2024年度は、さらに必要な調査を進めるとともに、黒エリアの構成の詳細を検討し、当該冊子の製作を進める。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

本年度に計画していた内容が、期間内に滞りなく完了した。

Strategy for Future Research Activity

黒エリアに関する報告数自体が少ないため、ヒアリングなどによる新たな事例データなどと研究者によるこれまでの研究結果などを統合して、黒エリアの構成のモデル化を目指して、エビデンスに基づいた資料を作成する。作成した資料の要点をさらに整理してパンフレットを作成する。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] 災害時における黒エリアでの基本的な活動と訓練の重要性 ― 熊本地震で活動した看護師への面接調査より ―2023

    • Author(s)
      石田佳代子
    • Journal Title

      日本職業・災害医学会会誌

      Volume: 71 Pages: 196-203

    • Related Report
      2023 Research-status Report
    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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