Project/Area Number |
23K09832
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
辻村 弘美 群馬大学, 大学院保健学研究科, 准教授 (70375541)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横山 詞果 太成学院大学, 看護学部, 講師 (30642467)
李 孟蓉 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 准教授 (60412988)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2026: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 技能実習生 / ベトナム / ヘルスリテラシー / 健康状態 / 外国人労働者 |
Outline of Research at the Start |
技能実習生が日本社会で生活や仕事する上での文化の違いやコミュニケーションの問題、健康問題、経済的問題など様々な問題が浮き彫りになっている。本研究の目的は、日本におけるベトナム人技能実習生(以下、実習生)の健康状態とヘルスリテラシー(以下、HL)の現状を明らかにし、実習生の健康を支える体制の構築のための提案を行うことであり、これにより彼らの健康を支える体制づくりや自らの健康を維持・管理しながら日本で働けるよう支援することに役立つと考える。研究方法は質問紙調査と面接調査により実習生の健康状態とヘルスリテラシーを明らかにしていく。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、日本におけるベトナム人技能実習生の健康状態とヘルスリテラシーの現状を明らかにし、実習生の健康を支える体制の構築のための提案を行うことである。ヘルスリテラシーとは、情報に基づいた意思決定で自らの健康をコントロールする力のことで、多くの健康に関する情報をどのように探っていったらいいのかを問うものである。研究方法は、ベトナム人技能実習生に対する1次調査としてのWeb調査、2次調査としての面接調査を行う。調査用紙は、基本属性と健康状態に関する質問項目、ヘルスリテラシーに関する質問項目、健康に関する情報の入手方法についてである。その他にヘルスリテラシー尺度としてはSorensen.KらのHLS-EU-Q47(2013)を用いる。これらの調査結果を量的質的の両面から総合的に分析していく。 2023年度は調査準備として文献検討及びプレテストと研究窓口である管理団体と対象者が働く実習先である受け入れ企業への依頼を予定していた。文献検討については技能実習生、外国人労働者とヘルスリテラシーをキーワードとして2024年度に開催する日本国際看護学会学術集会での発表準備を進めている。また研究対象施設の開拓を現在進めているところであるが選定に時間を要している。調査用紙の内容を再検討してプレテストを実施した後、対象施設の承諾をいただき、研究責任者の所属する倫理審査委員会の承認を得てから調査を開始する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究課題以外の教育研究活動に多くの時間を費やしてしまったこと、さらに研究フィールドの開拓と調査に先行して行う文献検討に時間を要した。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は本研究課題に対するタイムスケジュールを明確にして、研究分担者とのコミュニケーションを促進して計画に沿って調査できるように進めていく。2年目は対象施設の選定後、倫理審査委員会への申請と承認を得て、Web調査ができるように準備していく。 また、技能実習制度について、今後の国の方針では現在の実情を踏まえて、その目的を変更して、それに伴って本研究の対象である技能実習生という呼称を変更していく予定である。このような流れに沿って対象者の呼称やその意義等を見直して研究を遂行していきたい。
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