Project/Area Number |
23K09854
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
井瀧 千恵子 弘前大学, 保健学研究科, 教授 (00285008)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辻口 貴清 弘前大学, 災害・被ばく医療教育センター, 助教 (90737454)
伊藤 勝博 弘前大学, 災害・被ばく医療教育センター, 教授 (20322951)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 災害対策 / 看護管理者 / 研修プログラム開発 |
Outline of Research at the Start |
災害を教訓に、医療施設では、様々な災害を想定し、災害医療実施のための体系的アプローチ(CSCATTT)を基本として災害時に対応する防災訓練が必要となる。多くの防災訓練は平日、日中に、災害対策マニュアルやアクションカードの検証等行われるが、災害発生は昼夜を問わない。そのため災害時には、当直看護師長が夜間、休日の看護部門の責任者として関係部門等と対処する能力が必要不可欠である。本研究では、当直看護師長に求められる能力の醸成を目的に、スムーズにCSCAを確立できるための防災訓練プログラムを構築する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、当直看護師長に求められる災害対応能力の醸成を目的に、スムーズにCSCAを確立できるための防災訓練プログラムを構築・検証し、災害時に実動できる人員を備えることである。 各医療施設では、災害対策マニュアルやアクションカードを作成し、災害対応に備えている。災害対応については、平日用と夜間休日用の対応方法が記載されている。平日は看護師長、副看護師長など看護管理者が相当数在院し、各部署での状況把握、対応指示はスムーズに行われ、災害対策本部では看護部長、副看護部長等の看護管理者が対応できる。防災訓練も平日日中を想定することが多い。一方で、夜間休日は、看護管理者は当直看護師長のみであることも多く、他の看護管理者が登院するまでの一定時間は、看護管理者としての役割が複数に渡る。平時であっても当直看護師長は看護部門の責任者として、看護状況の把握や指導監督の任務があり、平時でも任務が多岐にわたり負荷が大きい状況にある。さらに災害時を想定すると、当直看護師長の負荷は計り知れない。 以上のことを仮説とし、2023年度は研究計画に則り、文献検討、調査の準備を進めてきた。また、災害関連の学会に参加し、災害時の対応に関する研究発表を聴講し、意見交換や最新情報を収集した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
初年度は、看護管理者のコアとなる災害対応能力の明確化と調査を計画していたが、文献検討と情報収集にとどまった。調査項目が決定していないため、倫理委員会への申請が遅れてしまった。そのほかの遅れた一因としては、2033年5月8日から新型コロナウイルス感染症が5類相当に移行後、それまでの約3年半で停滞していた業務が一斉に動き出したため、看護管理者が新たな対応に追われていることから、プレ調査が進まなかったことが理由である。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き文献検討を行い、調査項目を決定する。すみやかに所属部署の倫理委員会に研究計画書を提出し、調査を開始する。平行して防災プログラムの内容も検討を始めていく。それらの進捗状況は、調査研究の一部の結果は学会発表し、防災プログラムの作成に生かしていく。 防災プログラム作成後には、複数の施設で検証できるように協力を要請していく。
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