Development and evaluation of self-improvement programs to support career management of nursing teachers
Project/Area Number |
23K09867
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Tokyo Health Care University |
Principal Investigator |
衣川 さえ子 東京医療保健大学, 看護学部, 非常勤 (90538927)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金子 あけみ 東京医療保健大学, 看護学部, 准教授 (80588939)
黒澤 範子 帝京平成大学, 健康医療スポーツ学部, 准教授 (20757570)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 看護教員 / キャリア・アンカー / キャリア・サバイバル / キャリア・マネジメント / キャリア形成支援 / プログラム開発 / 評価 / 研鑽支援 |
Outline of Research at the Start |
キャリア・マネジメントは自らの仕事上の譲れない価値観である「キャリア・アンカー」を洞察し、職場ニーズとの調和を図る考え方である「キャリア・サバイバル」を検討し新たなキャリア展望を見出す過程をさす。 本研究では看護教員がキャリア・アンカーを洞察し、キャリア・サバイバルの視点からキャリア・マネジメントができる能力の向上を図る研鑽プログラムを開発する。プログラムは準実験研究デザインで実施し、非ランダム化比較事前事後テストによる検証を行う。 職歴を人生キャリアと捉えるSchein理論に基づき、看護教員の「同僚の価値観を知り、自己洞察を深める」シェアリングを取り入れた教育的介入とする点に特徴がある。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は看護教員のキャリア・マネジメントを支援するための研鑽プログラムを開発し、有効性を検証することを目的とする。初年度は研鑽ニーズの把握目的で2調査を実施した。 1)職場で困難を感じた体験とその対処について看護教員18名に、40~50分の半構造化面接を実施した。困難な体験は【領域内の教授方針に対する見解の不一致とコミュニケーション停滞】【教育環境の整備に向けた施設関係者との教育的価値の共有化】【大学教員としての研究活動推進に対する焦り】などの6カテゴリーが抽出された。困難に対する対処は【領域外の教員への相談と改善への模索】【施設関係者との連携強化への取り組み】【研究の継続に対する支援の確保】などの6カテゴリーが抽出された。 2)キャリア・アンカーの特徴とキャリア・サバイバルの課題を明らかにする目的で看護系大学看護教員200名に無記名自記式質問調査を実施した。75名を分析した結果、アンカーの類型は奉仕・社会貢献25.3%、生活様式25.3%、自律・独立16%、専門・職能別12%などであった。仕事上の困難感は研究活動68%、仕事と家庭生活の調整45.4%、職場の人間関係41.4%、学生指導36.0%、教授活動34.7%であった。困難感が高い者は仕事に対する満足感が有意に低い(p<.001)傾向を認めた。キャリア展望では3年先を見通す者が37.3%と最も多く、動機となるものは昇格・昇給48.0%、他大学への異動46.7%が多く、博士課程進学・転職等であった。看護教員のキャリア・アンカーは奉仕・社会貢献と生活様式への志向が強い傾向を認め、キャリア・サバイバルでは年代や経験年数に関わらず、研究活動や仕事と家庭生活の調整、職場の人間関係における困難感を克服する必要性が示唆された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度の具体的な研究目標として設定していた、全国の看護教員のキャリア・マネジメントに関する研鑽ニーズを明らかにするための質的研究と量的研究が予定通りに実施できた。これらの調査結果をニーズ分析の基礎資料とすることにより、看護教員のキャリア・マネジメントを支援するための研鑽プログラムを作成できると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、以下の計画で段階的に推進する。 1)看護教員のキャリア・マネジメントを支援するための研鑽プログラムを開発する。開発においてはニーズ分析を踏まえてプログラム原案を作成する。その内容の妥当性・実現可能性に対して、デルファイ法による検討を経て内容を確定する。 2)看護教員100名を対象に、本プログラムを介入として実施し、有用性を検証する。研究参加者の利便性に配慮し、プログラムはeラーニングシステム(Learning Management System)を用いた個別研鑽と、ライブ配信型のオンライン集合研修を組み合わせて展開実施する。 3)プログラムの効果検証を行う。評価指標は①自己のキャリア・アンカーと職場や職務における外的要求との調整力の向上、②現在の職務での行動評価、および仕事の満足感の高まりとし、測定項目を設定する。評価はプログラム受講直後に行うと共に、終了6か月後に追跡調査を実施し効果測定する。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)