Project/Area Number |
23K09868
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Saku University |
Principal Investigator |
吉田 文子 佐久大学, 看護学部, 教授 (80509430)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山内 豊明 放送大学, 教養学部, 教授 (20301830)
川西 美佐 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (80341238)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | ティーチングスタイル / 教育観 |
Outline of Research at the Start |
看護職育成は、教授パラダイムから学習パラダイムへの転換が図られ「学習者中心の授業」実践への取り組みが増加している。しかしながら教師がもつ教育観が変化しなければどんな手法を使おうとも学習者中心の授業は難しく、その効果は得難い。研究者らは、看護学教員のティーチングアプローチの調査を終え、教師中心のティーチングスタイルをとる教員は、学習者中心に比べて「個別化」を拒否していることを明らかにした。 本研究では、教育観尺度(PHIL)の日本語版を原版開発者と共同作成後、国内看護学教員の教育観(PHIL)とティーチングスタイルとの関係を分析し、結果を学習者中心の授業に向けたFDへの基礎資料とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
看護職育成は、教授パラダイムから学習パラダイムへの転換が図られ「学習者中心の授業」実践への取り組みが増加している。しかしながら教師がもつ教育観が変化しなければどんな手法を使おうとも学習者中心の授業は難しく、その効果は得難い。研究者らは、看護学教員のティーチングアプローチの調査を終え、教師中心のティーチングスタイルをとる教員は、学習者中心に比べて「個別化」を拒否していることを明らかにした。 本研究では、教師の教育観とティーチングスタイルとの関係を明らかにすることを目的として、教育観尺度(Philosophies Held by Instructors of Lifelong-learners)の日本語版を原版開発者と共同開発し、看護学教員の教育観(PHIL)とティーチングスタイルとの関係を分析し、結果を学習者中心の授業に向けたFDへの基礎資料とすることを目指す。
2023(R5)年度は、調査用紙となるPHILの暫定日本語版の作成手順としての翻訳を中心に行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
教育観尺度(Philosophies Held by Instructors of Lifelong-learners)の日本語版の作成に向け、PHIL原版(英語)の順翻訳、逆翻訳を実施した。現在は、尺度開発者(米国)の協力を得て、暫定日本語版としての文化的、言語的チェックを行っている段階である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後、暫定日本語版として調査用紙を作成したのち、研究代表者が所属する研究倫理委員会の受審・承認を経て、調査依頼を行う予定である。
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