Project/Area Number |
23K09873
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | The Japanese Red Cross Kyushu International College of Nursing |
Principal Investigator |
小手川 良江 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 講師 (90341544)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本田 多美枝 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (40352348)
阿部 オリエ 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 准教授 (00341545)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2026: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 中堅看護師 / レジリエンス / キャリア発達 / 支援モデル |
Outline of Research at the Start |
本研究は、中堅看護師がキャリアの節目で感じる危機を乗り越えるために必要なレジリエンスを引き出す支援モデルを構築することを目的としている。 医療の質向上のためには、中堅看護師の役割が重要であるが、キャリア選択の決断や離職など多くの課題も抱えている。本研究で構築する支援モデルは、中堅看護師自身のレジリエンスを引き出し強化することにより、主体的な力によるキャリア発達を支援することを目指している。その知見はキャリアの節目に差しかかった中堅クラスに対する支援を検討するうえで有効な示唆を与えうると考えている。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は文献検討を行った。 中堅看護師については、役割や仕事の負担が増した状況に、ライフイベントが重なることにより職務継続の危機を経験している状況であり、ライフイベントなどを理由に離職を余儀なくされたことが、本人が望むキャリア発達を中断するリスクになっている。そのため、看護師に対してワークライフバランスの支援は増えているが、離職を防ぐことはできていない状況が明らかになった。中堅看護師が離職を選択するような困難な状況を乗り越えることで、危機をキャリア発達の機会につなげるような支援が必要である。 中堅看護師のレジリエンスを引き出すためには、困難を乗り越えた経験やその結果についての意味づけを促進することにより本人の力を発揮できるように支援すること、節目となるような困難に焦点をあてた支援を行うことが重要であることが示されており、これらを参考に支援モデルの検討を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究代表者が病気により休養が必要となった。そのため、2023年度については、文献検討までの実施とした。
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Strategy for Future Research Activity |
中堅看護師のレジリエンスを引き出すためには、困難を乗り越えた経験やその結果についての意味づけを促進することにより本人の力を発揮できるように支援することが重要であり、この知見をもとに支援モデル案を検討する。また、支援モデル案の実施に向けて、評価する視点を明らかにし、評価のために各視点におけるベースラインを調査にて検討する。
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