Project/Area Number |
23K09878
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
佐藤 裕紀 浜松医科大学, 医学部, 教務補佐員 (40634952)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松井 豊 筑波大学, 働く人への心理支援開発研究センター, 主幹研究員 (60173788)
脇坂 浩 浜松医科大学, 医学部, 教授 (80365189)
佐藤 直美 浜松医科大学, 医学部, 教授 (10293630)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | DMAT / 看護師 / メンタルヘルス |
Outline of Research at the Start |
災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team,以下、DMAT)に所属する看護師(以下、看護師隊員)は、災害現場における活動を通して、惨事ストレスに加え日常の看護業務とは大きく異なる看護役割によりストレスを抱える可能性が考えられる。申請者は看護師隊員を対象にインタビューを行い、看護師隊員の体験の特徴について調査してきた。本研究の目的は、看護師隊員の派遣後のメンタルヘルスの実態とその関連要因を明らかにし惨事ストレスに関する研修を開発することである。これにより、看護師隊員のメンタルヘルス支援、育成、人員確保、及び研修プログラムの充実につながると考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team,以下、DMAT)に所属する看護師(以下、看護師隊員)は、災害現場における活動を通して、惨事ストレスに加え日常の看護業務とは大きく異なる看護役割によりストレスを抱える可能性が考えられる。 本研究の目的は、看護師隊員の派遣後のメンタルヘルスの実態とその関連要因を明らかにし、その知見を踏まえて、看護師隊員の惨事ストレスに関する研修を開発することであり、令和5年度(Step2)の目標は、看護師隊員の特徴を踏まえて看護師隊員のメンタルヘルスの実態について調査することであった。 所属施設倫理委員会からの許可を得た後、有効性・安全性に配慮し、申請者が作成したアンケートおよび既存尺度を用いてWeb調査を実施した。486名から同意が得られ、対象者ではない医師及び事務職員の回答、及び派遣経験のない看護師隊員からの回答を除いた473名から有効回答を得た。半数以上が地震災害への派遣を経験し、その大半が派遣後に疲労感を自覚していた。その反面、派遣後に十分な休養が取れないまま通常勤務している看護師隊員がいる可能性があった。 今後さらに分析を進め、看護師隊員の派遣後のメンタルヘルスの実態とその関連要因を明らかにしていく必要がある。これらの調査結果をもとに、看護師隊員を対象とした研修プログラム作成を目的とした調査(Step3)施行のために準備を行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
対象者を目標600名程度と考えていたが、実際の有効回答は473名であった。 回収率は約10%を想定していたが、実際は11%を超えており順調に回収できたと考える。 対象者ではない方からの回答もあったが想定の範囲内であり、今のところ調査を進めるにあたり大きな影響はないと考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
さらに分析を進め、研修内容について研究分担者と共に検討していく。
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