Project/Area Number |
23K09882
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
福田 真佑 横浜市立大学, 医学部, 講師 (30803465)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤瀬 智子 横浜市立大学, 医学部, 教授 (50276630)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2026: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
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Keywords | パクリタキセル / 末梢神経障害 / 振動 / 機械刺激 / 化学療法 / 血流 / 支持療法 / がん / 血流障害 |
Outline of Research at the Start |
化学療法誘導性末梢神経障害(CIPN)は化学療法の副作用として患者の四肢末梢にしびれや疼痛をもたらす。CIPNは発生機序が未解明な点が多く、CIPNを予防・改善する有効なケア方法は確立されていない。 抗がん剤による四肢末梢の血流障害の改善はCIPNの症状改善に有効であることが示唆されている。そこで、本研究は血管拡張作用をもつ低周波振動によるCIPNの発症予防・症状改善効果を明らかにし、CIPNを予防・改善するケア方法の確立を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
化学療法誘導性末梢神経障害(Chemotherapy-Induced Peripheral Neuropathy: CIPN)は化学療法中の患者に生じる有害事象の一つで、タキサン系や白金系の抗がん剤を用いた治療で高率に発症する。これまで、抗がん剤による四肢末梢の血流障害の改善がCIPNの症状改善に有効であることが示唆されていることから、本研究は、血管拡張作用が認められている振動刺激によるCIPNの発症予防効果を明らかにすることを目的とした。 今年度は動物実験を行いCIPNに対する振動刺激の効果を検証した。C57BL/6Jマウスを4群に分け(溶媒・振動刺激なし、溶媒・振動刺激あり、CIPN誘導・振動刺激なし、CIPN誘導・振動刺激あり)、CIPN誘導群にはパクリタキセルを1日おきに4日間腹腔内投与してCIPNを誘導した。振動刺激はパクリタキセル投与1週間後からイソフルラン麻酔下で毎日4週間実施した。末梢神経障害の程度はvon Frey testをはじめとする行動評価を実施し、足底部の血流測定を行い振動刺激の有無による血流変化も評価した。実験最終日には足底部の皮膚と後根神経節を採取した。その結果、対照群に比べてCIPN誘導群でvon Frey testの50%疼痛閾値が低下し、振動刺激群では50%疼痛閾値が上昇した。また振動刺激群で血流の増加が認められた。振動刺激による行動学的変化が見られたことから生体内の変化についても併せて解析していく必要がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
動物実験の実施条件および血流測定の条件検討に時間を要し、今年度は行動学的解析までの進捗となった。
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Strategy for Future Research Activity |
振動刺激による生体変化および組織学変化に関する解析を進める。
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