Project/Area Number |
23K09884
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
志田 京子 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (20581763)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 純子 京都橘大学, 看護学部, 准教授 (70636109)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 倫理的リーダーシップ / 倫理的組織風土 / システム思考 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、システム思考を用いた倫理的組織風土の醸成のためのプログラム開発とその効果判定を目的としている。組織の問題点や強みを組織成員全体で分析、検討することにより、自らの組織の学習阻害要因に気づき、足りない力を認識し、改善に向かえるよう組織開発を行うことをねらいとした実証型介入研究である。本プログラムで学習した成果として、組織の心理的安全性の向上、時代に適合した知識の獲得が得られることが期待できる。
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Outline of Annual Research Achievements |
1.倫理的組織風土をどのように構築していくか、について、海外での現状を情報収集する目的で病院および訪問看護ステーションを視察した。病院においては、E-learningによる個々の責任においてのスキルアップが自主的に行われており、カンファレンスでは全員参加で意見を述べる姿勢が自然に出来上がっていた。訪問看護ステーションにおいては、トップマネージャーの姿勢と方針の影響が大きく、倫理的課題にフォーカスを絞る際に、ファシリテーターの進行が重要であることがわかった。倫理的組織風土の構築には、スタッフが感じる組織への脅威感情をどのように下げるかが重要であるという言葉が印象的であった。 2.オンライン研修プログラムの作成のため、研究分担者とシナリオ検討を行った。具体的には、システムアプローチで考えたときに、看護管理者とスタッフ間での心理的安全性が構築できていない状況下において、倫理的カンファレンスが行われる場合どのような非効果があるか、どこに着眼して組織開発をしていったらいいかを考える事例を検討した。 3.Ethical leadership に関する文献検討を、海外論文を含めて行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度中にシナリオを完成させる予定であったが、完成できていない。研究分担者と十分なディスカッションが行えていないためである。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度中に数例のシナリオを作成し、プレテストを実施する予定である。
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