Project/Area Number |
23K09901
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
北野 華奈恵 福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (60509298)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷川 智子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (60303369)
上原 佳子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (50297404)
礪波 利圭 福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (10554545)
出村 佳美 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (30446166)
小林 美貴 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (80980317)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2026: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2025: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 高齢者 / 睡眠 / セルフマネジメント / タクティールケア / 補完代替療法 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、医療従事者を対象としたタクティールケアを活用した高齢者の睡眠セルフマネジメント支援プログラムを構築することである。本研究により、介護保健施設の医療従事者が、入所・通所している利用者に対し、利用者自身が在宅でも無理なく習慣化できるよう睡眠に対する知識を伝え対策となる行動を実践しながら啓発していける支援プログラムを構築し、発信することで利用者の睡眠の質の維持・向上を目指す。 介護保健施設の医療従事者によってプログラムを実践することで、高齢者のより良い睡眠生活に繋がり、その人なりの健康で充実した生活を過ごし、QOLの向上、フレイルの予防・改善、医療費の増大防止に貢献できる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、医療従事者を対象としたタクティールケアを活用した高齢者の睡眠セルフマネジメント支援プログラムを構築することである。下記の研究1~3により、介護保健施設の医療従事者が、入所・通所している利用者に対し、利用者自身が在宅でも無理なく習慣化できるよう睡眠に対する知識を伝え対策となる行動を実践しながら啓発していく支援プログラムを構築し、発信することで利用者の睡眠の質の維持・向上を目指すものである。 「研究1」では睡眠を促す効果が認められているタクティールケアをより効果的に活用するためにプログラムにどう取り入れるか検討する。「研究2」では医療従事者を対象に施設を利用している高齢者の睡眠に対する知識、意識、行動の実態を調査し、プログラムに反映する教育ニーズを明確化する。「研究3」では施設・病院を利用しながら在宅で過ごす高齢者がセルフマネジメントにより健やかな睡眠生活が送れるよう、医療従事者が教育できるプログラム内容を検討・構築する。 介護保健施設の医療従事者によって、本研究で構築したプログラムを実践することで、高齢者のより良い睡眠生活に繋がり、その人なりの健康で充実した生活を過ごし、QOLの向上、フレイルの予防・改善、医療費の増大防止に貢献できる。加えて施設利用者だけではなく、利用者の家族や医療従事者のQOL向上へも繋がると考える。 本年度は、日本老年看護学会学術集会および日本看護科学学会学術集会に参加し、高齢者の睡眠に対する看護介入、自治体や介護施設等で実施されている睡眠障害への対策などの現状についての情報収集を行った。加えて、書籍や文献からも同様の情報収集を行った。現在、本研究の対象となる高齢者の確保に向けて、webや市町村などの広報誌への掲載文面、実験機器のレンタル状況などの検討と並行して、倫理審査委員会への申請書類を作成中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究は他の研究と並行して実施しており、本年度は予定よりも他の研究で時間を要したため当初の予定より遅い進行となった。しかし、研究組織や実験環境は整っているため、倫理審査承認後にはすぐに開始できる状況にはあるため、遅れを取り戻せるよう取り組んでいく。
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Strategy for Future Research Activity |
倫理審査委員会に審査を申請し承認を得られ次第、「研究1:タクティールケアのエビデンス検証と確立」の研究協力者募集の告知をwebや市町村の広報誌などに掲示する。研究参加の同意が得られた研究協力者に実験を開始していく。研究1の対象者は15名であるが、睡眠に問題があると認められた65歳以上の者が対象となるため、すぐには集まらないことを想定している。そのため、実験開始後も対象人数に達するまで、募集の告知は継続して行っていく。
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