Project/Area Number |
23K09915
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
横山 悦子 順天堂大学, 保健看護学部, 教授 (40329181)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辻 容子 獨協医科大学, 看護学部, 教授 (80460103)
草地 潤子 松蔭大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40269460)
大熊 泰之 順天堂大学, 医学部, 特任教授 (90185231)
半田 隆志 埼玉県産業技術総合センター, 電気・電子技術・戦略プロジェクト担当, 専門研究員 (20639679)
香西 良彦 埼玉県産業技術総合センター, 電気・電子技術・戦略プロジェクト担当, 主任 (10752587)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 座位姿勢 / 足底接地 / 頭頸部角度 / 圧力分布 / 高齢者 / 頭頚部角度 |
Outline of Research at the Start |
高齢化に伴い増加する誤嚥性肺炎の予防と対策が大きな課題となっている。高齢者における誤嚥は、加齢や疾患に起因する嚥下機能の低下による他、姿勢が密接に関係している。これまでに誤嚥と頭頸部角度との関係は明らかにされているものの、どのような姿勢援助の方法が誤嚥防止に有効なのかについては定量的に明らかにされていない。 そこで本研究では、誤嚥防止に有効な頭頸部角度となる座位姿勢の援助方法を科学的指標に基づいてより具体的な提示することを目的に、車椅子上の足底接地の条件の違いによる座位姿勢と頭頸部角度との関連を定量的に明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、誤嚥防止に有効な頭頸部角度となる座位姿勢の援助方法を科学的指標に基づいて具体的に提示することを目的とし、健常成人・健常高齢者および車椅子使用高齢者を対象として研究を実施する。健常成人および健常高齢者を対象に、車椅子上で異なる4つの足底接地の条件において、座位姿勢における各身体節線角度(座位姿勢計測用ソフトウェアrysis)、座面圧・足底圧(体圧分布センサー)、脊柱後彎(円背指数:3D形状計測センサー)を計測し、4つの足底接地の条件の結果の比較により高齢者の姿勢の特徴を分析する。その後、施設高齢者を対象とし、シーティングコンサルタントによりシーティング(座位姿勢のアセスメント、福祉用具の選択、座位姿勢・テーブル調整等)の前後で、各身体節線角度、座面圧・足底圧、脊柱後彎の項目について計測を行い、車椅子使用高齢者の座位姿勢の特徴に合わせた援助方法を、科学的指標に基づいて検討する。 今年度は<研究1A>健常成人および<研究1B>健常高齢者を対象とした研究計画において、座位姿勢の計測でPSISを指示する必要がある骨盤後傾角度を含めて実施できるかどうか、車椅子を設置した際の座面圧・足底圧の体圧分布センサーの設置について、計画実施が可能かどうか計測機器の担当者と検討を行い、倫理申請に向けて計画を吟味した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
今年度は<研究1A><研究1B>の健常成人・健常高齢者を対象とした計測方法において、座位姿勢を表す身体節線のうち、PSISを指示する必要がある骨盤後傾角度も含めて計測を実施するのかどうか、また、車椅子上で4つの足底接地の条件を満たす際の車椅子および座面圧・足底圧の体圧分布センサーが適切に設置できるのか、計測機器の担当者と具体的に検討を行う必要があったが、担当者間の日程調整等に時間を要した。その後、倫理申請に向けて申請書を作成した。倫理審査承認後、対象者の募集を今後予定している。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、倫理審査を経て、健常成人および健常高齢者の調査を進める。対象者を募集し、計測機器の担当者と計測の日程調整を行い、計測を実施する予定である。
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