RI内用療法を受ける患者に対する看護ケアの標準化に向けたケアプロトコールの開発
Project/Area Number |
23K09924
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
北島 麻衣子 弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (70455731)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野戸 結花 弘前大学, 保健学研究科, 教授 (80250629)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 放射線看護 / RI内用療法 / がん看護 / RI |
Outline of Research at the Start |
本研究ではRI内用療法を受ける患者のケアプロトコールを開発する。 研究の具体的手順は、1)RI内用療法を受ける患者に対して治療前後にインタビューを実施し、患者の求めるケアおよび支援内容を考察、2)RI内用療法を受ける患者の看護を行う看護師を対象に看護ケアにおける課題を明らかにすること、3)患者および看護師に対する調査結果から、内用療法を受ける患者の治療内容による相違点も踏まえながら看護ケアのプロトコール案を作成する、4)プロトコール案について、内用療法を受ける患者の看護や放射線看護に精通した看護師に使用・確認してもらい、意見をもとに修正を重ねて開発する、という4つの段階で進める。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,RI内用療法を受ける患者の治療に対する思い、治療後の生活上の実際や苦悩を明らかにし、RI内用療法を受ける患者のケアプロトコールを開発することである。IR内用療法を受ける患者の看護について、ケアの実際や各内用療法別でまとめられたものはないため、本研究で実施する RI 内用療法を受ける患者の看護ケアプロトコールの開発は喫緊の課題と考える。 今年度はRI内用療法の看護に関する文献について調査した後、RI内用療法のうち、患者の治療に対する思いが明らかにされていないペプチド受容体核医学内用療法(以下、PRRT)を受ける患者を対象にインタビュー調査を行った。対象者は5名で、初回治療前および終了約1か月後の2回、半構成的面接法を行った。結果、治療前は「放射性物質を用いる治療に対する思い」「治療を受ける決意」「副作用に対する不安」「治療後の日常生活に関する気がかり」、治療後は、「治療に伴う苦痛」「看護師の関わりによる不安の軽減」「副作用の辛さ」「周囲への被ばく低減のための行動」「治療直後における効果の不確かさ」を体験していた。以上の結果より、PRRTを受ける患者は、自身にとってイメージし難い、放射性物質を用いる点滴治療に対して副作用等の不安を抱えながらも決意し、治療に臨んでいた。入院時、看護師の関わりに安心感を得ていたが、薬剤静注による痛みや、嘔気、水分摂取と頻回の排尿による睡眠不足を感じていた。また退院後は、副作用の辛さを抱えつつ、家族と距離をとるなど被ばく低減行動をとりながら生活していた。以上より、看護師はこれらの患者の体験を理解した上で、思いを傾聴しながらケアすることが重要と示唆された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度の予定を計画通りに実施することができたため、おおむね順調に進展していると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度の対象者数では一般化するのが難しいため、今後も患者対象のインタビュー調査を継続する。また、看護師のRI内用療法における体験についても調査し、患者と看護師の意識や思いの相違点を分析し、RI内用療法を受ける患者の看護ケアプロトコール案を作成する。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)