Project/Area Number |
23K09952
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
井上 順一朗 神戸大学, 医学部附属病院国際がん医療・研究センター, 理学療法士 (50437472)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
酒井 良忠 神戸大学, 医学研究科, 特命教授 (90397802)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
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Keywords | 続発性リンパ浮腫 / 複合的治療 / 運動療法 / セルフケア / アドヒアランス / 行動変容プログラム / リンパ浮腫 / 行動変容 |
Outline of Research at the Start |
がん治療に伴う続発性リンパ浮腫に対する保存的治療として,圧迫療法,用手的リンパドレナージ,圧迫下での運動療法,スキンケア,およびセルフケア指導を組み合わせた複合的治療(Complex Decongestive Therapy: CDT)が実施されている。しかし,CDTは圧迫などの苦痛を伴うことや複雑な手技を習得することの負担からセルフケアとしてのアドヒアランスは十分ではない。本研究では,続発性リンパ浮腫患者のCDTに対するアドヒアランスを向上させることを目的としたWeb版行動変容プログラムを開発するとともに,本プログラムのCDTに対するアドヒアランスへの効果を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
がん治療に伴うリンパ節郭清後に生じる続発性リンパ浮腫は,がんサバイバーの日常生活やQOLに多大な影響を及ぼす後遺症である。続発性リンパ浮腫の保存的治療には,圧迫療法,用手的リンパドレナージ,圧迫下での運動療法,スキンケア,およびセルフケア指導を組み合わせた複合的治療(CDT)が実施されている。一方,CDTは圧迫等の苦痛を伴うことや複雑な手技を習得することの負担からアドヒアランス(実施率)は50%程度にとどまることが報告されている。リンパ浮腫患者のCDTに対するアドヒアランス向上のためのさまざまな取り組みがなされているが,十分な効果が得られていないのが現状である。 本研究では,続発性リンパ浮腫患者のCDTに対するアドヒアランス向上のためのWeb版行動変容プログラムの開発とその効果を検証することを目的とする。CDTのアドヒアランスの向上のための行動変容に必要な要素であるリンパ浮腫やCDTの知識の習得,その実践・習慣化,医療者とのパートナーシップ,患者間でのコミュニケーションに関するコンテンツをWebにて提供し,かつ,フィードバックを行うプログラムを開発することにより,CDTのアドヒアランス向上,ひいてはリンパ浮腫の改善・コントロールに対する効果を検証する。 令和5年度においては、Web版行動変容プログラムの中核となるリンパ浮腫やCDTの知識の習得のためのビデオ動画,および運動療法の実践・習慣化に関する動画ビデオの作成を行ない,本プログラムに必要な動画の80%程度が完成した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
令和5年度においては,Web版行動変容プログラムに必要なコンテンツであるリンパ浮腫の知識に関するインターネット動画および運動療法に関するインターネット動画,動画内容等に関する質問や感想等のアンケートフォーム,参加患者の近況報告の回答フォーム,およびインターネット動画のアーカイブ配信,参加患者からの質問への回答,参加患者間の交流の場を提供するホームページの開設を行うことが目標であった。しかし,動画内容の情報収集,運動療法の動画撮影・編集に時間を要したため,現状,リンパ浮腫の知識および運動療法に関する動画の80%程度のみの完成であり,その他のコンテンツについては未完成である。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度初頭に本Web版行動変容プログラム実施に必要な未完成のコンテンツを完成させ,コンテンツが完成次第,本Web版行動変容プログラムの続発性リンパ浮腫患者に対する認容性・実行可能性についての検証を神戸大学医学部附属病院および同国際がん医療・研究センターにて形成外科リンパ浮腫外来通院中の続発性リンパ浮腫患者(10名の予定)に対して実施する予定である。 本Web版行動変容プログラムの認容性・実行可能性がpilot studyで担保できれば,令和7年度より本試験へと移行予定である。
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