Project/Area Number |
23K09957
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
脇 幸子 大分大学, 医学部, 教授 (10274747)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大野 夏稀 大分大学, 医学部, 助教 (20818596)
中尾 友美 千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (90609661)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2027: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 糖尿病 / 心不全 / 看護 / 連携 / アルゴリズム / プロトコール |
Outline of Research at the Start |
生活習慣病の代表ともいえる糖尿病や心不全は共に急増し、これらが合併した場合、予後を相加的に悪化させるため、早期の重症化予防が必要となる。糖尿病重症化予防に向けて、これまでセルフケア支援や地域医療・多職種連携の研究を積み重ねてきた。本研究では、糖尿病専門と心不全専門の看護師が、複合的な身体や生活への影響をアセスメントし、看護実践計画を効率よく、目標を一致させて、一つのチームとして看護実践に取り組むためのプロトコールを作成し、それを用いた看護実践の評価を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
目的は、「糖尿病専門と心不全専門の看護師達が、様々な病態による複合的な身体的影響と生活への影響をアセスメントし、看護実践計画を効率よく、重なりを失くし、目標を一致させて、一つのチームとして看護実践に取り組むためのプロトコールを作成し、プロトコールを用いた看護実践の評価を行う。」ことである。そのために1年目の令和5年度においては以下を目標とした。 ①:糖尿病専門の看護師と心不全専門の看護師が、日々の看護実践の中で、自分の資格をどのように活かし、何を課題としているのかを明らかにする。 心不全及び糖尿病に関連した図書を購入し、それらの疾患を持つ人の看護について、文献レビューを行った。「糖尿病」や「心不全」の罹患率は急増し、重症化予防も必須の条件であり、これらの生活習慣病は互いに重複しさらに重症化のリスクを高め合うエビデンスは数多く紹介されている。そのため、「糖尿病」や「心不全」をもつ人への看護の研究も数多くみられ、臨地での看護実践も専門性を学んだ各種専門家が多く活動をし、チーム医療の中で個々の看護の質は高まっていることがわかった。また、それぞれの疾患を持つ人のために、糖尿病連携手帳や心不全手帳(ハートノート)などを用いられていたが、それぞれの活動は統合的ではなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19感染対策の緩和はなされたが、教育や臨床現場では依然として感染者対応に追われる時期もあり、かつ前年度までの研究も継続され同時進行しており、研究者および研究連携者の業務調整がうまくいかず、教員の教育・研究・社会貢献のエフォートの管理が困難で、研究者による文献レビューにとどまってしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、以下のように推進方策を練る。 ①実践者である研究連携者との協議を定期的に繰り返し、文献レビューの内容をブラッシュアップし、調査を実施する。 ②令和6年度よりアルゴリズムの検討を入れていたが、アルゴリズムは令和6年度末から令和7年度にかけて実施するように計画を変更する。
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