Project/Area Number |
23K09986
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
安東 由佳子 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (50314745)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥田 鈴美 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 研究員 (50712353)
藤村 昌彦 広島都市学園大学, 健康科学部, 教授(移行) (70263689)
山田 紀代美 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (60269636)
山脇 健盛 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 研究員 (10166837)
小林 敏生 広島文化学園大学, 看護学部, 教授 (20251069)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | パーキンソン病 / メンタルヘルス / 運動 / ランダム化比較試験 / 抑うつ / 和太鼓運動 / 介入プログラム |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は,PD患者のための和太鼓リズム運動を用いた抑うつ改善プログラム作成と効果検証である.PDでは,運動症状が注目されがちであるが,抑うつは活動量低下を招き,運動機能低下や運動症状悪化に繋がることから,運動機能を可能な限り維持するためにも,抑うつの改善は重要課題である.第1段階:抑うつ関連要因の解明,第2段階:抑うつ改善プログラムの作成,第3段階:和太鼓リズム運動を用いた抑うつ改善プログラムの効果検証である.効果が検証されれば,現在の薬物療法による患者の負担や医療費削減が期待できる.さらに,運動により,中性脂肪や身体機能の改善を認める可能性があり,健康寿命延伸への波及効果が期待できる.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,パーキンソン病(Parkinson's disease;PD)患者を対象として,和太鼓リズム運動を用いたメンタルヘルス支援プログラムを作成し,プログラムが患者のメンタルヘルスに与える影響を明らかにすることを目的としている.PD患者における抑うつの発症頻度は40~50%と高く, QOL低下やフレイル発症の危険因子である.また,PDでは,小刻み歩行等の運動症状が注目されがちであるが,抑うつは活動量低下を招き,運動機能低下や運動症状悪化に繋がることから,PDの運動機能を可能な限り維持するためにも,抑うつを含めたメンタルヘルスの改善は重要である. 先行研究では,運動習慣があるPD患者はメンタルヘルスが良好であり,メンタルヘルスに対する運動の重要性が示唆されている.一方,PDでは,歩行障害を緩和するリズム刺激(例:音楽やメトロノーム音)を利用した運動が推奨されているが, PD患者ではこのような運動の実施率が低いことが明らかになっている.そこで,本研究は,本人が和太鼓を打ちながら,そのリズム(=リズム刺激)に併せて行う運動(以下,和太鼓リズム運動)に着目した.PD患者が運動を継続できるためには,PDの疾患特性を踏まえた運動が重要であり,そのような運動を組み込んだメンタルヘルス支援プログラムの有効性を検証する必要がある.本プログラムの効果が検証された場合,PDの抑うつを予防できる可能性があり,PD患者のメンタルヘルス保持増進に貢献できる.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度は,文献レビューと介入研究の準備を進めることができた.本来は2023年度に実態調査まで着手する予定であったため,「やや遅れている」と評価した.
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は,実態調査を実施する.介入研究の準備を引き続き進める.
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