Project/Area Number |
23K10023
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Morinomiya University of Medical Sciences |
Principal Investigator |
高野 さや子 (井上さや子) 森ノ宮医療大学, 看護学部, 講師 (30758967)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 正隆 兵庫医科大学, 看護学部, 准教授 (60405537)
畦地 博子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (80264985)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2027: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2026: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 情動コンピテンス / 情動能力 / 精神科看護師 / 精神看護 / 看護実践能力 / 尺度開発 |
Outline of Research at the Start |
情動コンピテンスは優れた看護実践に繋がる情動的能力であり、特に精神科看護実践では非常によく用いられる能力である。しかし、情動コンピテンス概念はまだ新しく、看護実践のなかで、どのような知識や経験を活かして、感情の識別と理解、共感、感情の表現と調節などの一連の行動を状況にあわせて適切に実行しているのか、その現象は明らかにされていない。そこで、本研究では「精神科看護師の情動コンピテンス」の解明と精神科看護実践用情動コンピテンス尺度の開発を行う。本研究の意義は、質的アプローチと量的アプローチの両方を用いて「精神科看護師の情動コンピテンス」を解明するため、より明確な概念化に繋がることである。
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Outline of Annual Research Achievements |
情動コンピテンスは優れた看護実践につながる情動的能力であり、特に精神科看護実践ではよく用いられる能力である。この情動コンピテンス概念はまだ新しく、明らかでない点が多い。2023年度はステップ①として、質的アプローチを用いて情動コンピテンスの明確化に取り組んだ。具体的には、精神科看護師3名にインタビュー調査を実施し、質的に分析を進めている。それぞれの精神科看護師と語られた患者の情動コンピテンスの特徴、情動コンピテンスが発揮される状況、情動コンピテンスとそのプロセスを検討し、ケースごとに比較している。看護ケア場面で発揮される情動コンピテンスは、その看護師の個性に加え、対応している患者の年齢や精神症状などの特徴にも影響を受けるため、多くのバリエーションがあると考えられた。語られた場面を質的に丁寧に分析したこの結果を踏まえて、データ量を増やして比較分析を進めていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
職場の欠員による業務増加や研究者のライフイベントにより、研究協力依頼が進まず、予定通りのデータ取集が行えていない。
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Strategy for Future Research Activity |
データ収集にオンライン利用も積極的に活用して、データ収集と分析を推進する。
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