Project/Area Number |
23K10026
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | National Center for Global Health and Medicine |
Principal Investigator |
茂田 玲子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 国立看護大学校, 国立看護大学校 助教 (30870323)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 智子 国際医療福祉大学, 大学院, 教授 (20151615)
矢富 有見子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 教授 (40361711)
田村 里佳 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 国立看護大学校, 助教 (20907076)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 持続的腎代替療法 / CRRT / クリティカルケア / ICU / 看護実践 / 教育プログラム |
Outline of Research at the Start |
持続的腎代替療法(continuous renal replacement therapy ;CRRT)は、病態が重篤かつ不安定な患者に対して24時間持続的に行われる治療である。治療の対象となる患者は、重症であり様々な薬剤投与や医療機器装着等を必要とするため心身の負担が大きく、看護としては高度な知識や観察・ケア力が求められ、臨床での継続教育は不可欠である。そこで本研究は、CRRTにおける看護の現状と課題を明確にし、CRRTに関する看護実践モデルの構築と教育プログラムの検討を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
持続的腎代替療法(continuous renal replacement therapy ;CRRT)は、急性血液浄化療法の中でも、病態が重篤かつ不安定な患者に対して24時間持続的に行われる治療であり、クリティカルケア領域で実施される。近年では、COVID-19の治療でECUMOと併用されるなどさらに注目されている。しかし、対象が重症者であり様々な薬剤投与や医療機器装着等を必要とするため、患者の心身の負担は大きく、看護としては高度な知識や観察・ケア力が求められ、携わるうえで難しさがあるため臨床での継続教育は不可欠である。 2023年度は、CRRTを受ける患者に対する看護に関する文献検討を実施した。国内文献においては研究とされるものは少なく、CRRTに関する看護はその内容や方法が各施設にゆだねられており、統一された看護ケアガイドラインがない現状が浮き彫りになった。海外文献ではCRRTの看護に関する解説や、高忠実度シミュレーションプログラムの開発、早期リハビリテーションを鑑みた取り組みなどの文献があったが、CRRTの看護としては発展途上といえる。ここから、CRRTの看護に関する現状と今後の課題をさらに明確にしていき、研究を発展させる必要がある。スコーピングレビューとして、投稿準備を進めている。 今年度は、CRRTを受ける患者に対する看護がどのように実践されているのかを明らかにするために看護師にインタビュー調査を行い、CRRTに関する看護に必要とされる技術や能力を明らかにする。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
CRRTに関する看護研究の現状と今後の課題を明らかにするために、スコーピングレビューを行っている。 これをもとに、CRRTを受ける患者に対する看護実践や必要とされる能力について調査を行うために倫理審査の準備を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
CRRTに関する看護研究の現状と今後の課題についてのスコーピングレビューの投稿後、CRRTに携わるクリティカルケア看護師を対象としたインタビュー調査を行い、CRRTに関する看護実践や必要な能力について明らかにする。その結果から、看護実践モデル案を作成し、モデルが有効であるかを検証していく予定である。その後、モデルの活用方法、教育への生かし方を検討していく。
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