Project/Area Number |
23K10032
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
谷垣 靜子 岡山大学, 保健学研究科, 特命教授 (80263143)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長江 弘子 亀田医療大学, 看護学部, 教授 (10265770)
岸田 研作 岡山大学, 社会文化科学学域, 教授 (30346407)
仁科 祐子 鳥取大学, 医学部, 教授 (70362879)
乗越 千枝 四天王寺大学, 看護学部, 教授 (70389500)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 訪問看護 / 在宅がん患者 / ベストプラクティス / 看取り |
Outline of Research at the Start |
本研究の問題意識は、在宅療養の看取りにおいて本人も家族も後悔の少ない看取りができているのだろうか、である。本人の最期の願いにも応えられず、かつ家族も思い悩むような看取りが存在する。ACP(アドバンスケアプランニング)の普及は、人生の最終段階の医療・ケアについて、本人の意向を確認し、チームで十分な話し合いを行い合意形成の方向を推し進めている。ACPが進む一方で、在宅療養においては、日々病状が変化するなか、本人も家族も不安が増し、在宅での療養を継続する意思が揺れ動く。2025年を前にして、高齢社会・多死社会が目の前である。まさに在宅の場での看取りの見える化を図る必要がある。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和5年度は、在宅療養中のがん患者のベストプラクティスを収集することを目的とした。文献の選択には、医学中央雑誌web版を使用した。検索期間は、2023年までの全期間とした。キーワードは、「訪問看護」、「ベストプラクティス」とし、原著(研究報告を含む)で絞り込んだ。ヒットしたのは8件であった。精読した結果、本研究に当てはまるものはなかった。文献検討の結果、該当する文献が見当たらなかったのは、ベストプラクティスな訪問看護活動は存在すると考えるが、論文化することには困難を要するからではないかと考えた。なぜならば、訪問看護単独で在宅療養者の支援を実施しているケースは少ない。まして、がん患者であればなおさら多職種連携のもと支援が行われている。訪問看護に特化したべストプラクティスを抽出することは難しいと考えるが、文献検討をする中でいくつかの「事例検討」論文に出会った。 事例検討は、年を増すごとに増えている。がん患者の看取りに関する事例検討文献の中から明らかになっていることは、がんという病気を抱えながらも、苦痛の緩和を図りつつ、生活の質の向上を目指すことであり、その人らしく生ききることを支えることであった。支援に関わる訪問看護師は、本人はもちろん家族の支えや周囲の人々などの、人的資源、経済的環境なども考慮しつつ多角的な視点をもって看護実践を行っていた。 在宅療養の場は、病院と異なる生活の場である。最期のときを過ごすがん患者とその家族にとって在宅において良い看取りを実践できるよう、訪問看護ツールの開発に取り組む。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
文献検討の結果、本研究に当てはまるものはなかった。しかし、事例検討の文献を参考に訪問看護師の看護支援内容を明らかにした。研究計画に基づき、着実に研究を進める。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度の取り組みは、看取りケアのツール開発である。方法としては、フォーカスグループミーティングを開催し、看取りに必要な看護について「看護行動」に落とし込んでいきたいと考えている。
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