Project/Area Number |
23K10034
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
野末 明希 宮崎大学, 医学部, 助教 (30569794)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 美智子 宮崎県立看護大学, 看護学部, 教授 (30249700)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | 更年期男性 / 睡眠 / 自律神経 / ストレス / 日中のパフォーマンス |
Outline of Research at the Start |
働き盛りの中年男性の睡眠不足は深刻であると示唆されており、男性更年期による心身の不調を訴える者が年々増加している。本研究では、働き盛りの更年期男性の日常受けているストレス反応が睡眠に与える影響と、睡眠が日常生活のパフォーマンスに及ぼす影響を主観的指標と客観的指標を用いて明らかにする。その実態をもとに、更年期男性の生活に、自律神経を整え睡眠の状況が改善できるようなケアを見出し、ケア介入後の睡眠状態やストレス反応への影響、日常生活のパフォーマンスへの影響についても明らかにし、日常生活の質改善を支援するプログラムを構築する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、働き盛りの更年期男性の、睡眠および日常生活の質を向上させるために、日常受けているストレス反応が睡眠に与える影響と、睡眠が日常生活のパフォーマンスに及ぼす影響を明らかにすることを目的としている。 更年期男性の不眠の背景には性腺機能低下や性ホルモン低下、ストレスとの関連が示唆されているが、研究倫理申請書作成にあたり、特に性腺機能低下と睡眠に関して不足していた文献検討を行い、指標の検討および再考を行った。先行研究においては、更年期男性の睡眠に着目した研究は少なかったが、そのなかで更年期男性の交代勤務者を対象とした研究がされていた。症状については、Androgen Deficiency in Aging Males(ADAM) questionnaireやAging Males Symptoms(AMS) rating scaleを用い評価しており、睡眠障害を有している者や睡眠の満足度が低い者は性腺機能低下症状が多くみられたという結果であった。 本研究は、働き盛りの更年期男性を対象としている。そのため、勤務状態についての関連もさらに考慮し、調査票の再考を行った。また、先行研究では、性差による睡眠特性を調査しているものがあったが、おもに主観的指標である調査票を用いたものであり、かつ更年期に限ったものは見当たらなかった。本研究は、主観的指標だけではなく、客観的指標も用いて睡眠の実態やストレス反応への影響、日常生活のパフォーマンスへの影響について明らかにするための調査であり、調査票のほかに睡眠・覚醒パターンを測定する活動計による測定や唾液ホルモン測定についても再度検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2023年度は、主観的指標と客観的指標を用いて、睡眠の実態と日中パフォーマンスの把握をする予定としていたが、評価指標の検討と研究倫理申請の書類作成に時間を要したことや、測定機器の準備に不足があり遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
評価指標を検討し、測定機器の準備ができたため、データ収集を迅速に行う。並行して、介入方法について先行研究より検討を行い、データ収集後より2024年度計画している対象者のインタビューを進めていく。
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