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大学における第三者介入研修プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 23K10087
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
Research InstitutionIbaraki Prefectural University of Health Science

Principal Investigator

山本 潤  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教 (80973833)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 家吉 望み  東京有明医療大学, 看護学部, 准教授 (00582248)
加納 尚美  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (40202858)
齋藤 梓  上智大学, 総合人間科学部, 准教授 (60612108)
藤岡 寛  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (90555327)
野坂 祐子  大阪大学, 大学院人間科学研究科, 教授 (20379324)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2028-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2027: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2026: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2025: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Keywordsバイスタンダー介入 / 第三者介入 / 大学 / 性暴力 / 研修 / 大学生 / レイプ神話 / 性教育 / ジェンダー
Outline of Research at the Start

主に海外で開発実施されている第三者介入ワークショップは、日本では、2007年より民間団体等により、実施されている。性暴力が起こる場面に居合わせた第三者が介入して中断させたり、性的暴力を支持する社会的規範に反対する発言ができるよう訓練するが、内容の精査及び効果に関する評価は十分にされていないために汎用性に乏しい。そこで、第三者介入ワークショップ研修プログラムを開発し効果を評価する。これにより、ワークショップの普及および継続的な実施が期待できると考える。

Outline of Annual Research Achievements

本研究では、性暴力防止に有効な一助となる被害当事者以外のバイスタンダー(傍観者・第三者)の介入に関する研修を開発することを目指す。そのためにバイスタンダー介入研修プログラムの内容および評価基準を明確にし、継続性のある研修としての「バイスタンダー介入研修プログラム」を開発することを研究目的としている。
初年度は、和歌山で開催された第10回日本フォレンジック看護学会において、これまで実施したバイスタンダー介入研修についての「大学生と大学教員へのBystander介入研修の効果」として報告した。対象者は大学生7人、教員3人の計10人の女性であった。
・アンケートの回収率は100%、一部の無回答を除外した回答率は90%であった。
・レイプ神話尺度では、学生は一部の項目でレイプ神話を容認する傾向が見られた。
・研修後に学生の介入する義務と責任があるとの回答は増加した。教員は事前調査時から義務と責任があると回答していた。
また、諸外国の大学において実施されているバイスタンダー介入研修について、大学生に対して効果的なバイスタンダー介入研修を明らかにすることを目的に文献検討を行った。結果、10件のランダム比較試験、4件の準実験的研究、4件の一群研究について分析し、対面研修、オンライン研修などの実施形態やアスリート学生など対象とする学生群に特化した研修など多様な研修があったが、それぞれに効果が認められた。これらの結果を受けて、今後日本独自の課題を把握し、日本向けのバイスタンダー介入研修を開発したいと考える。この論文は日本フォレンジック看護学会第10巻2号に総説として掲載された(2024年2月発行)

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

まず諸外国でどのようにバイスタンダー介入研修が行われているのか、また効果的なバイスタンダー介入研修は何かを明らかにするため文献検討を行い、論文にしたため。

Strategy for Future Research Activity

2024年4月~3月まで、大学生のバイスタンダー介入についての認識と経験を明らかにする目的でフォーカスグループインタビューを実施する。同じ時期に、現在バイスタンダー介入研修を実施している団体に対し、どのような対象・頻度・内容・方法で実施されているかを実態を把握するためのインタビュー調査を行う。
これらの実態調査の結果を受けて、日本の大学生に向けたバイスタンダー介入研修を開発し、ランダム化比較試験を行う。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2024

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 大学における効果的なバイスタンダー介入研修の文献検討2024

    • Author(s)
      山本 潤 、家吉 望み 、 齋藤 梓 、 藤岡 寛 、加納 尚美
    • Journal Title

      日本フォレンジック看護学会誌

      Volume: 10 Pages: 7-23

    • Related Report
      2023 Research-status Report
    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 大学生と大学教員へのBystander介入研修の効果2024

    • Author(s)
      山本潤
    • Organizer
      日本フォレンジック看護学会
    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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