VRによる多様な家庭の子育て疑似体験を活用した子ども虐待防止支援プログラムの開発
Project/Area Number |
23K10090
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Ishikawa Prefectural Nursing University |
Principal Investigator |
千原 裕香 石川県立看護大学, 看護学部, 講師 (50738408)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤 亜希 石川県立看護大学, 看護学部, 助教 (40889218)
西村 真実子 石川県立看護大学, 看護学部, 名誉教授 (50135092)
金谷 雅代 (東雅代) 金城大学, 看護学部, 准教授 (80457887)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 子ども虐待予防 / 高校生 / 親になること / 親になる前の若者 / VR |
Outline of Research at the Start |
VRによる多様な家庭の子育て疑似体験を活用した子ども虐待防止支援プログラムの開発 子ども虐待未然防止ためには、親になる前から「自分が親になること」について考えることが有効である。これまで我々は、高校生が乳幼児親子との交流を通して親になることを考えるきっかけを作る「親子交流を通して親になることを考えるプログラム」を開発しその有効性を明らかにしてきた。様々な親子と交流し多様な子育てに触れることが重要であるが、学校現場で複数の親子と交流を行うことは容易ではない。そこで本研究では、VR技術による多様な家庭の子育て疑似体験コンテンツを活用した親になること考える子ども虐待防止支援プログラムの開発を試みる。
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Outline of Annual Research Achievements |
研究1 2019年度に実施した「親子交流を通して親になることを考えるプログラム:Think about Being a Parent Program(TBPP)」に参加した1175名の高校生が、プログラム参加後に「親になること」について自由記述した文章をテキストマイニング分析を行った。共起ネットワークにより以下の11トピックが抽出された: 1)大変そうで不安だ、楽しそうで嬉しそう、2) 不安だけど楽しみ、3) 子育てを単純で簡単なものと考えてはいけない。子どもを大切に育てる責任と覚悟が必要、4) パートナーや周囲のサポートや協力が重要、 6)親になると悩みや心配が増えるが頑張りたい、7)子どもに愛情を注ぎたい、8)良い経験だと思うしそうしたい、9)子どもが欲しい、10)子どもは欲しくない、11)想像できないし考えられない。高校生はTBPPにより、親になることを肯定的にとらえ、親の責任の必要性を感じていた。また性別、乳幼児との接触経験、被愛情感別に特徴語分析を行った結果、男子生徒や乳幼児と接する機会の少ない生徒、被愛情感が不十分な生徒は、親になることを具体的にイメージできず、親になることへの肯定的な感情よりも、親としての責任の必要性を強く意識している可能性が示唆された。本研究により親になる前の若者に対する子ども虐待防止支援には、「親になること」を自分事化して考えられるような工夫が求められ、乳幼児を持つ複数の親と交流する機会を増やすことや仮想現実や拡張現実などの革新的な技術を用いたシミュレーション教育の提供が必要であると示唆された。「親になること」を自分事化して考えられるシミュレーション教育コンテンツの作成を目指し、次のステップである研究2:子育て疑似体験コンテンツ作成に着手する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究1が終了し次のステップである研究2に進む段階となっており、おおむね順調に進んでいる
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Strategy for Future Research Activity |
「親になること」を自分事化して考えられるシミュレーション教育コンテンツの作成を目指し、次のステップである研究2:多様な家庭の子育て疑似体験コンテンツ作成に取り掛かる。また研究1の成果について、海外ジャーナルへの投稿を予定している。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)