Project/Area Number |
23K10093
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
辻 佐恵子 北里大学, 看護学部, 講師 (70422889)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡 澄子 北里大学, 看護学部, 教授 (20305387)
鎌田 佳奈美 摂南大学, 看護学部, 教授 (30252703)
小島 ひで子 学校法人文京学院 文京学院大学, 保健医療技術学部, 教授 (50433719)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2026: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 子ども虐待 / 看護師 / ストレス / ストレスマネジメント |
Outline of Research at the Start |
初段階として、虐待問題を抱えた親子へのケアに携わる看護師を対象に、ケアにおけるストレスとその緩和に向けたサポートニーズについての質的調査を実施する。次に、質的調査結果に基づいた全国の同様のケアに携わる看護師を対象とした演繹的調査を実施する。これにより、虐待ケアにおける看護師のストレスおよびストレス緩和に向けたサポートニーズのさらなる一般化を図る。最終段階として、これまでの調査結果に基づいた看護師を対象としたストレスマネジメント方略試案を開発・実施し、その内容および方法についての評価・見直しを行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、「虐待ケアにおけるストレスおよびストレス緩和に向けたサポートニーズ」について、常時、被虐待(もしくはそれが疑われる)児が入院している病院に勤務する看護師を対象に質的研究方法を用いた追加調査を実施する予定であった。 しかし、前段階の研究課題において調査した結果をまとめ、論文投稿したところ、重要となる概念の使用について査読にて指摘があり、本研究における「ストレス」の概念が適切であるのかを研究分担者とともに再度検討した。 よって、本来であれば、2023年度に実施予定の質的追加調査は未実施である。ただし、分析の方向性の検討は必要であるものの、前段階の調査結果から、看護師の抱える困難さや苦悩は明らかになっており、本結果を再分析し、まとめた後、演繹的な調査が可能ではないかと考えられ、あらためて研究計画を練り直し、研究計画書の作成に着手している段階である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2023年度は、「虐待ケアにおけるストレスおよびストレス緩和に向けたサポートニーズ」について、虐待問題をかかえた子どもと家族のケアに携わっている看護師を対象に質的研究方法を用いた追加調査を実施する予定であった。 しかし、前段階の研究課題において調査した結果をまとめた内容を論文化し、関連学会誌に投稿した結果、査読にて重要となる概念の使用について指摘があり、本研究における「ストレス」の概念が適切であるのかを研究分担者とともに再度検討している段階である。 よって、2023年度に実施予定の質的追加調査は未実施であり、当初の計画より遅れている。ただし、前段階の調査結果から、看護師の抱える困難さや苦悩は明らかになっており、本結果を再分析ののち、演繹的な調査が可能ではないかと考えられ、あらためて研究計画を練り直している段階である。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、本研究の根拠資料となる前段階の調査結果について再度分析し直している内容をまとめ、論文投稿を目指している。同時に、演繹的調査に関する研究計画を練り直し、研究計画書を作成する。その後、所属機関の研究倫理委員会に諮り、量的調査を実施する予定である。
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