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アイトラッキング法による食行動評価から見た肥満小児と家族への保健指導の科学的根拠

Research Project

Project/Area Number 23K10131
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
Research InstitutionOkayama Prefectural University

Principal Investigator

木村 真司  岡山県立大学, 保健福祉学部, 准教授 (10595672)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Keywords看護学 / 行動学 / 栄養学
Outline of Research at the Start

肥満の発症には、食事への過度な関心、過食などの食行動の偏りが関与しているとされており、小児でも同様である。前回、アイトラッキング(視線計測)法を用いることで、小児の無意識下での食物嗜好を簡便に評価する可能性を明らかにした。これらを活かして小児の食事療法を実施するためには、家族の協力が必要不可欠であり、小児とその家族の両者への食事への関心・食物嗜好の測定が必要だと考えた。
そこで今回、アイトラッキングを用い、小児とその家族の無意識下での食事への関心と食物嗜好を明らかにし、肥満発症との関連について検討するとともに、肥満小児への食事指導の一助とする。

Outline of Annual Research Achievements

刺激画像をモニター上に表示し、アイトラッキング機器を用いて小児とその両親の食事への関心、食物嗜好を測定するプログラムの開発を行っている。
「アイトラッキング法(食事への関心)」について、刺激画像は、「平成17年度児童生徒の食生活等実態調査結果」、「日本人の長寿を支える健康な食事のあり方に関する検討会報告書」から小児と成人の好きな食べ物の上位10種と、日常生活で目にするもの26個を選定する。食べ物と日常生活で目にするものをペアにする。
「アイトラッキング法(食物嗜好)」について、刺激画像は、「平成17年度児童生徒の食生活等実態調査結果」、「日本人の長寿を支える健康な食事のあり方に関する検討会報告書」から小児と成人の好きな食べ物より36種を選定する。主食、副菜、主菜、果物、菓子・嗜好飲料などの分類ごとに、異なる食品を左右に並べて表示し、その組み合わせは、「日本食品標準成分表」から算出した平均エネルギー・脂肪エネルギー比率・糖質がそれぞれ高いものと低いものをペアにする。
「アイトラッキング法(食事への関心)」は、食後30 分以内に実施し、「アイトラッキング法(食物嗜好)」は、食事の影響を避けるため食間に行う。アイトラッキング機器は卓上型(非接触型)視線測定装置を用いる。眼球運動の検出には、瞳孔の中心点と、赤外線照射により作り出した角膜上の反射点との位置関係を使用する角膜反射を用いる。角膜反射法は、対象者の負担が少なく、健康被害を生じない測定法である。また、眼球運動の角速度が30deg/s以下となったとき、注視していると定義する。注視点の停留順番、停留回数、停留時間を測定する。
使用するイラストや組み合わせなどについて、現在作成中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

アイトラッキング法の開発・修正に時間がかかっているため、達成度が遅れているといえる。

Strategy for Future Research Activity

作成したプログラムのプレテストを行い、修正したもの用いて、アイトラッキング法を用いた食事の関心・食物の嗜好の調査を行う。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] イラスト選択法と質問紙法を用いた小児の運動性向と運動関連生活習慣の評価2023

    • Author(s)
      木村真司
    • Organizer
      第43回日本看護科学会学術集会
    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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