Project/Area Number |
23K10161
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Ishikawa Prefectural Nursing University |
Principal Investigator |
河合 美佳 石川県立看護大学, 看護学部, 助教 (00832916)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浜 耕子 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (30326483)
亀田 幸枝 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (40313671)
今井 美和 (赤祖父美和) 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (40293386)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2026: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2025: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | 尿失禁 / 膀胱底 / 骨盤底筋 / 妊産褥婦 / 膀胱底の位置 |
Outline of Research at the Start |
女性の尿失禁は妊娠や出産が契機となり発症することが多く、加齢とともに増加し、尿失禁がQOLに影響するという点では妊娠や出産時に関わる看護者は女性の生涯を通して考えなくてはならない問題である。産後に尿失禁が起こる原因としては、骨盤底筋群の弛緩により膀胱が下降することや、妊娠中に子宮と癒着した膀胱が産後の子宮復古とともに下降するためと考えられている。そこで本研究では、膀胱底の位置と骨盤底筋群の筋力の変化を妊娠中から産後まで縦断的に測定し尿失禁との関連を検証することで、産後の尿失禁のリスク予測のための数値化した指標を探索する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は膀胱底の位置と骨盤底筋群の筋力の変化を妊娠期から産後まで縦断的に測定し、産後の尿失禁のリスク予測のための指標を探索することである。2023年度は膀胱底の位置と骨盤底筋の測定方法を検討するために、文献検討を行った。文献検討では、経腹法による超音波検査は、膀胱頸部の位置の変化もとらえることができるとされているが、尿失禁に関して骨盤底や尿道の情報の詳細を得るには、経会陰的、経膣的観察の方が有利とされていることが述べられており、膀胱底の位置を経腹法による超音波検査で測定することの可能性についてさらに検討が必要である。また、骨盤底筋の筋力測定方法については、当初は骨盤底筋を測る機器を用いることを予定していたが、文献検討にて超音波検査を用いて測定できる可能性が出てきた。経腹超音波検査にて膀胱底部を描写し、骨盤底筋を正しく収縮させると膀胱底部が頭側へ挙上する動きが確認でき、誤った収縮では膀胱底部が尾側へ下降する、または動きがない状態が確認できることが明らかとなっており、超音波検査における膀胱底挙上量と膣圧との相関関係も報告されている。そのため、当初予定していた骨盤底筋を測る測定機器を用いる方法と超音波検査を用いる方法のどちらを用いるのかについても検討を進めていく予定である。 2024年度は、文献検討をさらに進め、膀胱底の位置と骨盤底筋の測定方法についてのプロトコル作成を行っていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度は文献検討に時間を要しており、膀胱底の位置・骨盤底筋の筋力の測定方法のプロトコル作成には至らなかった。 達成度としては遅れているが、測定方法の検討はこの研究にとって重要なものであり、文献検討をしっかり行うことは今後有効であると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
膀胱底の位置・骨盤底筋の筋力の測定方法のプロトコル作成を行い、妊産褥婦を対象に調査を進めていく。
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