Project/Area Number |
23K10170
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Senri Kinran University |
Principal Investigator |
合田 友美 千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (20342298)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡崎 伸 地方独立行政法人大阪市民病院機構大阪市立総合医療センター(臨床研究センター), 臨床研究センター, 部長 (40586161)
西田 千夏 藍野大学, 医療保健学部, 教授 (60637966)
菊原 美緒 関西福祉大学, 看護学部, 准教授 (80761915)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 医療的ケア児 / バーチャルリアリティ / 人材育成 / 多職種連携 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、医療的ケア児支援者育成における課題を把握し、ニーズにあったVR(Virtual Reality)教材を作成・実装・評価・公表することで、新しい教育ツールの一般化を目指すものである。教材作成に当たっては、医療・福祉・教育・行政の支援者に限らず、研修受講者、医療的ケア児の療育者等の意見を基に教材を開発予定であり、知識と人材の好循環の構築に寄与することを目的としている。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、医療的ケア児を支援する多職種人材(以下、支援者)の育成のために、実践的なスキルの獲得を目指すVR(Virtual Reality:仮想現実)教材を開発し、成果を公表(一般公開)することで、知識と人材の好循環の構築に寄与することである。 初年度は、医療的ケア児等支援者養成研修に携わる企画・運営担当者、および受講者、医療的ケア児の支援者および当事者を対象に調査を行い、現行の支援者育成における現状と課題、ニーズを把握することを目指した。そこで、医療的ケア児の養育者、喀痰吸引等研修(2号)の担当者等の医療職、福祉職、教育職に対して聞き取りをおこなった結果、「医療的ケア児の日常生活と支援の実際をイメージしにくい」、「吸引を実施する自信がなかなかもてない」などの課題があり、これらのイメージを促進し援助を疑似体験できる教材へのニーズが高かった。 他方、2013年~2023年に報告されたVRに関する289件の論文を概観し、特に医療分野におけるVR活用の動向を確認した。そして、すでにVR教材を開発している研究者や企業、教育にVR(XR)技術を取り入れている先進まとめ内外(国内2件、海外1件)の大学等を訪問したり、学会へ参加し、最新のVR教材を体験するとともに、VRの強みを活かした教育デザインについてディスカッションをした。 さらに、医療的ケア児を支援する未来人材である看護学生を対象にVR教材を用いて小児看護技術を教授し、その効果と課題をまとめて研究会等で発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初計画の通り、現行の支援者育成における現状と課題、ニーズを把握するための聞き取り調査を開始できた。次年度は、精度を高めるために、対象者を拡大して実態把握をおこなう計画である。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度に実施した文献検討や聞き取り調査の結果を公表する。そして、調査結果を基に、VRとの親和性が高く必要度の高い項目(医療的ケア児の日常生活における支援、救急時の対応、本人・家族の思いの理解、遊びと保育、虐待他)を選定し、VR教材の作成に取り掛かる。VR教材のデザインにあたっては、VRを用いた先駆的な教育実践を展開している米国の大学を訪問し、コンテンツデザインのヒントを得る予定である。
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