• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

小児期逆境体験のある女性の更年期障害の重症化予測モデルの構築

Research Project

Project/Area Number 23K10172
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
Research InstitutionKagoshima Immaculate Heart University

Principal Investigator

福岡 美和  鹿児島純心大学, 看護栄養学部, 教授 (30754436)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中塚 幹也  岡山大学, 保健学域, 教授 (40273990)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Keywords小児期逆境体験 / 虐待 / 女性 / 更年期症状 / 小児期 / 幼児期 / 逆境体験
Outline of Research at the Start

日本人女性の小児期逆境体験と更年期障害の重症化の関連について未だ報告されておらず、更年期障害の重症化が見逃されていることや小児期逆境体験から発症するトラウマ症候群を踏まえての治療が進んでいないことは日本人女性の健康課題である。
40歳~60歳までの女性2,000名を募集し、健康状態、簡略更年期指数(SMI)、日本語版小児期逆境体験尺度(日本語版 ACE 質問紙)と発達性トラウマ心理尺度を使用しアンケート調査を実施する。抽出したデータから統計学的に関連性を明確化する。データを機械学習により「更年期障害の重症化予測モデル」の構築を行う

Outline of Annual Research Achievements

日本人女性の小児期逆境体験と更年期障害の重症化の関連について未だ報告されておらず、更年期障害の重症化が見逃されていることや小児期逆境体験から発症するトラウマ症候群を踏まえての治療が進んでいないことは日本人女性の健康課題である。本研究は、「日本人女性における更年期障害の重症化予測モデル」を構築し、オーダーメイド医療を確立し、更年期障害の重症化を防ぐことを目指している。初年度は、小児期逆境体験、逆境的小児期体験、マルトリーメントの概念分析を実施し、共同研究者と共通理解を行った。年齢、就労の有無、形態、家族構成等の基本情報、健康状態、簡略更年期指数(SMI)、日本語版小児期逆境体験尺度(日本語版 ACE 質問紙)、発達性トラウマ心理尺度など、アンケートの内容について検討し、修正した。また、岡山県の医療施設や総合大学で就労している女性の健康問題、小児期逆境体験について調査した結果を分析した。約半数の女性に小児期逆境体験があり、半数以上が更年期様症状が出現し、日常生活に支障をきたしている女性も半数以上認められた。この結果をもとに国際学会や国内学会で研究発表を行い、研究成果を公表した。しかし、この調査は一部の女性のデータであり、小児期逆境体験と更年期障害が重症化するという関連性を示すには不十分である。今後は対象者を全国の女性に拡大してく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

本研究は、(1)小児期逆境体験、逆境的小児期体験、マルトリーメントの概念分析
(2)質問項目の検討(3)Lancers社のクラウドソーシング・サービスを用いて40歳~60歳までの女性 2,000名を募集する(4)年齢、就労の有無、形態、家族構成等の基本情報、健康状態、簡略更年期指数(SMI)、日本語版小児期逆境体験尺度(日本語版 ACE 質問紙)と発達性トラウマ心理尺度を使用しアンケート調査(5)小児期逆境体験者および更年期症状のある女性の抽出(6)データから小児期逆境体更年期障害の重症化との関連性の明確化を予定しているが、現在は(1)小児期逆境体験、逆境的小児期体験、マルトリーメントの概念分析(2)質問項目の検討を行っている状況であり、職場環境の変化により当初の予定より遅れている。

Strategy for Future Research Activity

2024度は、(1)Lancers社のクラウドソーシング・サービスを用いて40歳~60歳までの女性 2,000名を募集することを予定している。研究対象の適格基準、除外基準を明確にし、Lancers社と事前打ち合わせを実施する。(2)小児期逆境体験の有無、種類、程度と更年期症状の有無、種類、程度、簡略更年期指数(SMI)、日本語版小児期逆境体験尺度(日本語版 ACE 質問紙)と発達性トラウマ心理尺度を使用しアンケート調査を実施する。(3)小児期逆境体験者および更年期症状のある女性の抽出を実施する。これらのデータから小児期逆境体験と更年期障害の重症化との関連性を明確化していく予定である。また、2024年度は、全国調査のデータをもとに小児期逆境体験と更年期症状との関連について学会発表、論文投稿を行う予定である。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2023

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 幼少期のマルトリートメント体験者の現状と体験者の思い2023

    • Author(s)
      福岡美和
    • Organizer
      第43回日本看護科学学会学術集会
    • Related Report
      2023 Research-status Report
  • [Presentation] 就労女性における小児期の逆境体験と月経関連症状への対処法2023

    • Author(s)
      福岡美和
    • Organizer
      第64回日本母性衛生学会総会・学術集会
    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi