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授乳する女性に優しい新しい授乳姿勢の考案~看護人間工学からの検証~

Research Project

Project/Area Number 23K10176
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
Research InstitutionShiga University of Medical Science

Principal Investigator

土川 祥 (山下祥)  滋賀医科大学, 医学部, 講師 (40534201)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 立岡 弓子  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (70305499)
大江 良子  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (90961780)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2028-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2027: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2026: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Keywords妊娠初期 / 挙筋裂孔面積 / 過伸展 / 授乳姿勢 / 看護人間工学 / 骨盤形態の変化 / 骨盤底筋損傷
Outline of Research at the Start

本研究は、産後から母乳育児中の女性に生じやすい腰痛緩和にむけた新しい授乳姿勢を考察することを目的としている。これまで周産期女性を対象とした腰痛ケアは、ベルトの装着や腰痛体操を主としたものである。しかし、妊娠中から骨盤形態は変化し左右のずれや寛骨の傾斜角の変化により、腰痛は多くの周産期女性の悩みでもある。
本研究では、産後女性の授乳姿勢に伴う腰痛について、妊娠期からの骨盤形態の変化を看護人間工学的に検証し、分娩による骨盤底筋損傷を理解した補助具の有用性を含めたエビデンスから授乳する女性に優しい姿勢を考案する創造的研究に着手していく。

Outline of Annual Research Achievements

周産期における腰痛・骨盤帯痛については、原因や発症率、産後うつ病との関連、対処方法をはじめとする検討が行われている。しかし、腰痛・骨盤帯痛と授乳姿勢との関連を人間工学的な視点で検討した例はない。本研究では、妊娠期からの骨盤形態変化と分娩期の骨盤底筋への損傷の程度から授乳姿勢と腰痛の特異性を検証していくことを目的としている。令和5年度は、所属大学の研究倫理審査委員会の承認を得ること、経会陰超音波断層法にて挙筋裂孔の面積を正確に描出できる技術をマスターするため、3次元超音波診断装置を入手し、プローベの装着方法や画像診断方法の習得に取り組んでいる。
【研究倫理審査委員会への申請】研究倫理審査委員会への申請を行い、令和5年度9月に承認を得た(承認番号R2023-073)。現在、対照群として未産婦も調査対象とするため、変更申請中である。
【挙筋裂孔描出の技術的鍛錬】出産経験のある女性に協力依頼をし、超音波画像の診断技術習得に向けて訓練を行っている。安静時だけでなく腹圧時の2回超音波画像を取得することを考え、プローベを正中で保持し、短時間で3D画像取得できるよう鍛錬している。
【プレテスト】プレテストとして、妊娠10週の1経産婦を対象とし、骨盤外計測、座圧測定、経会陰超音波断層法検査を行っている。骨盤外計測は各部位を2回測定し平均値を算出するプロトコールとしている。座圧測定は、着座後1分、2分、4分、6分、8分、10分時点で計測を行い、各地点の座圧最大値および圧の総和の左右差を計測し、骨盤の形状と座圧の関連を検証できるプロトコールの作成を行っている。経会陰超音波断層法による挙筋裂孔面積の算出と合わせて、国際尿失禁会議質問票による自覚症状についてもデータ収集を行い、妊娠・分娩における骨盤底への影響と座位姿勢への影響について検討していく準備を進めている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

骨盤底を計測するための超音波断層装置の確保が難しく、入手した3Dプロウベのトラブルなどもあり、プレテストの段階であるため。
また、妊産褥婦の対照群として未産婦との比較を検討しており、現在倫理審査委員会に変更申請をしているため。

Strategy for Future Research Activity

①3D画像用プロウベについて業者および研究協力施設との調整を進め、できるだけ早くデータ収集ができるよう対応していく。
②経会陰超音波断層法の技術についてチームメンバーが習得できるようトレーニングを行う。
③開始時期が2024年度10月以降になる場合は、データ収集を開始する時期を妊娠初期ではなく、妊娠末期からの開始なども検討する。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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