Project/Area Number |
23K10196
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
跡上 富美 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 教授 (20291578)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 佳代 久留米大学, 医学部, 教授 (10289499)
加藤 陽子 久留米大学, 医学部, 准教授 (70421302)
中田 かおり 東邦大学, 看護学部, 講師 (80768929)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | プレコンセプションケア / 両親 / 性教育 |
Outline of Research at the Start |
2023年から2024年にかけて、目的1の質的研究部分に該当するインタビュー調査と分析を実施する。質的分析の進度を鑑みて2024年には質問紙を作成しWeb調査を実施する予定としている。これら目的1の成果をもとに、2025年度はFGIを実施し、分析の後結果検討会を実施し、将来の教育支援活動の土台案作成を試みる予定である。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、子に行うプレコンセプションケア教育のための両親のプレコンセプションケアに関する知識・意識・必要性の認識と課題を明らかにすることを目的としている。そのために、現状での両親の持つプレコンセプションケアに関する知識・意識・必要性の認識と実際に行おうとしたときの困難点について明らかにする質的研究と、それらをもとにした質問紙による困難感の実態を明らかにするという2段階の研究からなっている。 本年度は、両親の持つプレコンセプションケアに関する知識・意識・必要性の実際をインタビュー調査にむけ、その準備として文献検討を行い、インタビューガイドの作成を実施した。 文献検討の結果、現時点で親たちが感じている子どもに性教育を行う際に感じている困難感は、「自らの性教育経験の不足感」、「自分の性に関する考え方」、「子どもに夫婦の性を垣間見られるかもしれないという羞恥と不安」、「子どもに性教育を行うとするときに感じる自らの知識不足」、「異性の子どもに対する性教育の難しさ」などが明らかとなった。これらの結果を踏まえて、インタビューガイドの試案を作成した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度は、両親の持つプレコンセプションケアに関する知識・意識・必要性の実際をインタビュー調査により明らかにすることを目標としていた。 文献検討により、困難感の中には、自らの性教育経験、性に関する考え方、子どもに夫婦の性を垣間見られるかもしれないという羞恥と不安、自らの知識不足、異性の子どもに対する性教育の難しさなどが明らかとなった。これらをもとにインタビューガイドの試案を作成するまで本年度は実施した。 しかし、研究責任者の異動などがあり、研究者間での調整会議やインタビューガイドのパイロットスタディまで実施することがで見なかった。これにより、実際の面接調査までには至らなかった。今後はこれらについて研究者間で早急に調整を行い、パイロットスタディを実施し、研究者間でのインタビューガイドに関する共有を図ったうえで、実施していく必要がある。また、並行して質問紙の準備を行い、調査が行えるよう準備していく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
実際の面接調査までには至らなかった現状については、今後早期に研究者間でインタビューガイドに関する調整会議を行い、パイロットスタディを実施していく。パイロットスタディを受けて、研究者間でのインタビューガイドに関する共有を図り、面接調査を手分けして行っていく予定である。また、質的研究経験者の研究分担者を増員して、面接調査の実施をより改善していく予定である。 並行して質問紙の準備を行い、Web調査実施に向けた準備を行っていく。
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