Project/Area Number |
23K10238
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Gifu College of Nursing |
Principal Investigator |
藤澤 まこと 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (70336634)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柴田 万智子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 講師 (30939632)
黒江 ゆり子 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 教授 (40295712)
加藤 由香里 岐阜県立看護大学, 看護学部, 准教授 (60763555)
普照 早苗 福井県立大学, 看護福祉学部, 准教授 (80336635)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | ライフストーリーの語り / 入退院支援 / 人材育成 / ライフストーリー / 実践者育成 |
Outline of Research at the Start |
患者・家族は病いや障がいによりこれまで歩んできた人生の変革を余儀なくされるが、すぐにその後の生き方を見出すことは難しい。そこで本研究では、患者・家族の未来の生き方への支援ができるよう、ライフストーリーの語りを聴くことができ、それを生かした入退院支援が実践できる看護職者を育成する。具体的取り組みとしてライフストーリーインタビューの知識・技術の修得、ライフストーリーを生かした入退院支援の創生、取り組みのリフレクション等を含む。その人材育成の取り組みの成果・プロセスを明確にし、「ライフストーリーの語りを生かした入退院支援の実践者育成モデル」を提言する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、患者・家族の未来の生き方が支援できるよう、ライフストーリーの語りを聴くことができ、それを生かした入退院支援が実践できる看護職者を育成する。その人材育成の取り組みの成果とプロセスを明確にし「ライフストーリーの語りを生かした入退院支援の実践者育成モデル」を提言する。 2023年度は、まず研究者間で6回の検討会を開催し、ライフストーリーインタビューの知識・技術習得のための研修会「長期にわたる療養生活を支えるためのライフストーリーインタビューを学ぶ」を企画し、2024年3月25日に開催した。研修会の参加者は、A県の97の医療機関の看護部長に3名ずつ推薦してもらい、その中で同意の得られた看護職者48名の参加を得た。研修会の内容は、ライフストーリーインタビューの知識習得のための講義、参加者がペアになり自身のライフストーリーを語りあうペアワークの実施・振り返り、入退院支援の状況設定におけるロールプレイの実施・振り返りを含めた。参加者には研修会終了後に質問紙調査を実施し、a回答者の属性、b研修会での学び、c患者・家族の思いを聴くことの困難さ、d患者・家族の思いを聴くための工夫、e入退院支援にライフストーリーインタビューを取り入れることについての意見等、21名より回答を得た(回収率43.8%)。結果については現在分析中である。 次に研修会の参加者のうち同意の得られた看護職者7名を研究協力者として、患者・家族の思いを聴くことに焦点を当てた入退院支援のリフレクションとして、聴き取り調査を実施している。聴き取り内容は、入退院支援において患者・家族の思いとして聴いている内容、聴くことの難しさ、ライフストーリーインタビューを取り入れた入退院支援の方策、自部署で可能な取り組み等である。現在6名への聴き取りが終了しており、順次質的に分析する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ライフストーリーインタビューの知識・技術習得のための研修会の開催が年度末になったため、患者・家族の思いを聴くことに焦点を当てた入退院支援のリフレクションとしての聴き取り調査の開始が、2024年度の5月からになった。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、聴き取り調査の研究協力者の所属病棟のうち承諾の得られた病棟をモデル病棟として、患者のライフストーリーの語りを生かした入退院支援の方策の考案・試行を推進する。また、外来におけるライフストーリーの語りを活用した療養支援の方策についても検討する。研究協力者と研究者との検討会を複数回開催し、各部署における取り組みの推進を図る。そして一連の取り組みのプロセスを聴き取り記述する。
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