アルコール関連問題をもつ対象者への訪問看護・介護職によるケアガイドラインの開発
Project/Area Number |
23K10277
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Aino University |
Principal Investigator |
河野 由理 藍野大学, 医療保健学部, 教授 (50363916)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤本 悦子 一宮研伸大学, 看護学部, 教授 (00107947)
竹本 圭佑 藍野大学, 医療保健学部, 助教 (60824901)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 訪問看護 / 訪問介護 / 精神看護 / 家族 / アルコール関連問題 |
Outline of Research at the Start |
人々の孤立が進むとともに、アルコール関連問題を有する人も増加している。アルコール関連問題は、本人の身体的影響に加えて、うつ病との合併の頻度が高く、自殺との関連も報告されている。また、家族を含んで、将来にわたって多様で重篤な影響を及ぼす。 本研究では、訪問看護・介護職が、地域で生活するアルコール関連問題をもつ対象者および家族の支援ニーズを早期に発見し、早期に適切な支援を行うためのアセスメント・ケアガイドラインを開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和5年度は、訪問看護師および訪問介護士を対象とした調査のための調査票案を作成し、研究分担者らと内容について検討を行った。それらを用いたパイロットスタディの結果を受けて、修正を行っている。 アルコール関連問題の具体的な内容について、先行文献等を基に検討を行った。その結果、アルコール関連問題は、臓器障害として肝臓障害、膵臓障害、心疾患、高血圧、糖尿病、脂質異常症、悪性腫瘍などがあり、精神・神経障害として認知症、末梢神経障害、うつ病、妄想、睡眠障害、性格変化などがある。家庭問題として夫婦の不和、別居・離婚、暴力、児童虐待、家族の心身症、経済的問題などがあり、社会的問題として飲酒時の暴力、警察保護、飲酒運転などが挙げられた。一方、職業上の問題として頻繁な欠勤、休職、失職、頻繁な転職、能率低下、事故などがあった。 また、訪問看護師による家族への支援について、先行研究のレビューを行った。その結果、国内の研究では、医療依存度の高い子どもと家族への訪問看護、終末期の状態にある対象者と家族の意思決定支援や遺族ケアに関する研究、精神障がいをもつ対象者と家族への訪問看護、難病をもつ対象者と家族への訪問看護、退院支援と訪問看護に関する研究などが多く報告されていた。 一方、国内外のアルコール問題への支援に関する先行研究では、保健所でのアルコール問題の相談内容と対応に関する報告、職域における節酒指導の介入の試み、保健担当者および人事担当者によるアルコール関連問題の把握や対策実施の有無に関する調査、アルコール依存症予防のための医療従事者による早期介入プログラムの開発などが報告されていた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和5年度に、訪問看護師および訪問介護士を対象とした調査票の原案を作成し、研究分担者らとともに検討を行った。調査票案を使用して、パイロットスタディを実施し、それらの結果を受けて、さらに調査票の修正を進めているため。
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Strategy for Future Research Activity |
訪問看護師および訪問介護士の実践について明らかにするために、実践者や研究者のグループで検討を行って、インタビュー調査を行い、質問紙調査のための調査票の作成を進めていく。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)