科学的介護情報システムを活用した高齢者の状態に応じた効果的なケアに関する縦断研究
Project/Area Number |
23K10282
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | National Institute of Public Health |
Principal Investigator |
山口 佳小里 国立保健医療科学院, その他部局等, 主任研究官 (40626454)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤羽 学 国立保健医療科学院, その他部局等, 部長 (40326327)
岩本 哲哉 国立保健医療科学院, その他部局等, 主任研究官 (40782412)
筧 智裕 国際医療福祉大学, 成田保健医療学部, 助教 (50871521)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
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Keywords | リハビリテーション / 科学的介護情報システム / LIFE / 介護老人保健施設 / アウトカム / 多施設共同研究 / 縦断研究 |
Outline of Research at the Start |
高齢化が世界的な社会課題になりつつあり、要介護状態の高齢者の生活機能の維持は生活の質にも関連する重要な課題である。本研究では、本邦において、近年政府が運用を開始した科学的介護情報システム(LIFE)を活用し、複数の介護老人保健施設の協力を得て大規模に情報を収集する。収集した情報を分析し、介護保険領域におけるリハビリテーション提供の現状、対象者の状態変化ならびに在宅復帰をアウトカムとしたリハビリテーションの効果について明らかにする。本研究により、重度化防止に資するケアを推進するための知見を得られると期待する。
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Outline of Annual Research Achievements |
社会の高齢化が世界的な課題となりつつあり、要介護状態の高齢者の生活機能の維持は生活の質にも関連する重要な課題である。生活機能の維持において、ケアの中でも特にリハビリテーションが重要な役割を果たすが、介護サービスを利用している慢性期・生活期の高齢者に対する効果については十分な知見が得られていない。本研究は、LIFEデータを活用して、介護保険領域(維持期・生活期の高齢者を対象としたリハビリテーションの効果を明らかにすることを目的にしている。本年度は、研究協力対象施設のリクルートならびに、対象施設からのLIFEデータの抽出を行った。 また、リハビリテーションのアウトカム指標として用いられる指標のうち、どの指標がLIFEデータに含まれているか確認するため、先行研究のレビューを行い、アウトカム指標の抽出ならびにLIFEデータの確認を行った。先行研究レビューから、リハビリテーションのアウトカムとして、QOL、ADL、死亡、就労復職、入院再入院、心理状態等が抽出された。このうち、心身機能・構造に関する7項目(筋力低下、麻痺、認知症尺度など)、バイタルインデックス、活動参加に含まれる5項目、起居動作、ADL(Barthel Index)、IADL(調理洗濯掃除)、社会参加の状況がLIFEにも含まれる項目であった。R6年度より、データベース構築等のスペシャリストである松本氏を分担研究者に追加した。分担者と協力しながら、データベースを構築し、R6年度に分析に着手する。なお、他の協力施設のリクルート等も順次行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究は、LIFEデータを活用して、介護保険領域(維持期・生活期の高齢者を対象としたリハビリテーションの効果を明らかにすることを目的にしている。本年度は、研究協力対象施設のリクルートを行い、一介護老人保健施設と協力関係構築ならびに、当該施設における電子カルテとLIFEデータ提出のシステムの確認、関連するLIFE帳票のデータの抽出を行った。 また、リハビリテーションのアウトカム指標として用いられる指標のうち、どの指標がLIFEデータに含まれているか確認するため、コクランデータベースを用いて、先行研究のレビューを行い、アウトカム指標の抽出ならびにLIFEデータの確認を行った。先行研究レビューから、リハビリテーションのアウトカムとして、QOL、ADL、死亡、就労復職、入院再入院、心理状態等が抽出された。このうち、心身機能・構造に関する7項目(筋力低下、麻痺、認知症尺度など)、バイタルインデックス、活動参加に含まれる5項目、起居動作、ADL(Barthel Index)、IADL(調理洗濯掃除)、社会参加の状況がLIFEにも含まれる項目であった。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、一協力施設より収集したデータ(csvファイル)のデータベース化を試みている。システムが完了した後は、当該施設のLIFE導入時移行の全データを収集し、分析を実施する予定である。なお、この作業に伴い、データベース構築等のスペシャリストである松本氏をR6年度より分担研究者に追加した。分担者と協力しながら、データベースを構築し、今年度中に横断分析を実施することを目指す。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)