Project/Area Number |
23K10316
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Kanagawa University of Human Services |
Principal Investigator |
星 美鈴 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助教 (10945083)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土肥 眞奈 東京医療保健大学, 看護学部, 准教授 (50721081)
叶谷 由佳 横浜市立大学, 医学部, 教授 (80313253)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 地域包括ケアシステム / 高齢者 / 看護職 / コンピテンシー / 地域包括ケア |
Outline of Research at the Start |
要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるよう「地域包括ケアシステム」の構築実現が目指されている中で、看護職は、医療的な知識や技術だけではなく、地域での高齢者の生活を支えるための役割や活躍が期待されている。 しかし、「地域包括ケア」という視点での看護職のコンピテンシーは明らかになっておらず、コンピテンシーを客観的に評価できる尺度は開発されていない。そのため、本研究では、『高齢者の生活を支える看護職による地域包括ケアコンピテンシー尺度』の開発を目的とする。本研究により、超高齢社会における地域包括ケアの質向上への貢献が期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
看護職による高齢者の生活を支える地域包括ケアのコンピテンシーを先行研究から明らかにするために国内外の文献を対象に文献検討を行った。この結果は、「看護職による高齢者の生活を支える地域包括ケアのコンピテンシーに関する文献検討(星ら,2023)」として論文化し公表した。 また、地域包括ケアを担う事業所の一つであるサービス付き高齢者向け住宅に勤務している職員を対象に、看護職に求めるコンピテンシーを明らかにするために実施したインタビュー調査の結果をまとめ、「サービス付き高齢者向け住宅の介護職が看護職に期待する役割(星ら,2023)」として論文化し公表をした。 上記の文献検討とインタビュー調査に加え、特別養護老人ホーム・訪問看護ステーション・病院の退院支援部署の看護職を対象にして地域包括ケアシステムに貢献する看護職のコンピテンシーを明らかにしたインタビュー調査の結果(星ら,2022)から、研究者間で検討を行い、『高齢者の生活を支える看護職による地域包括ケアのコンピテンシー尺度(案)』として36項目を作成した。 作成した尺度項目案について、訪問看護ステーション・看護小規模多機能居宅介護・特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・病院の退院支援部署で勤務する看護職を対象にエキスパートパネルを実施し、作成した尺度案の回答のしやすさや内容に関する意見を聴取した。現在は、エキスパートパネルで得られた意見を基に尺度案の修正をしている段階である。また、尺度案の修正後に実施予定の尺度の信頼性と妥当性を確認するための本調査実施に向けて、研究倫理審査を受審する準備も進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の予定通り、令和5年度は文献検討とインタビュー調査の結果を公表し、得られた結果を基に尺度項目案を作成して予備調査(エキスパートパネル)を実施することができたため。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画通り、令和6年度はエキスパートパネルの結果を基に修正した尺度について本調査の準備と実施を行っていく。
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