Project/Area Number |
23K10375
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
小山 晶子 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (30616397)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊東 美緒 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (20450562)
小山 智史 京都橘大学, 看護学部, 准教授 (20553514)
松本 賢哉 京都橘大学, 看護学部, 教授 (60454534)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 服薬管理 / 服薬アドヒアランス / 地域在住高齢者 / 服薬自己管理 / 工夫 / ピルカウント法 |
Outline of Research at the Start |
高齢者は、薬を正しく飲むために、服薬管理の場で様々な工夫を試みるとされる。研究代表者らは、先の研究で地域在住高齢者が実施する服薬管理の工夫32項目を独自に見出した。 本研究は、この服薬管理の工夫32項目の実施の有無と、ピルカウント法による服薬アドヒアランスについて統計学的分析を行い、服薬アドヒアランスに影響する服薬管理の工夫を明らかにする。 この研究より、看護職が地域在住高齢者の生活に根差した服薬支援を提供することが可能となる。加えて、統計学的分析に裏付けられた知見であることから、医師・薬剤師へ説得力をもって啓発でき、服薬支援の場における看護師・医師・薬剤師の協働の推進が期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
多くの高齢者は、複数の慢性疾患を抱え、多剤を長期間服用する一方、薬を正しく服用できる高齢者は50%に満たないと言われる。しかし、そのような中でも高齢者は、自分なりに薬を正しく飲もうと、様々な服薬管理の工夫を試みる。先の研究にて、研究代表者らは訪問調査を行い、高齢者が実施する服薬管理の工夫32項目を独自に見出した。 本研究は、この服薬管理の工夫32項目の実施の有無と、客観的指標による服薬アドヒアランスについて状況を把握し、統計学的分析にて服薬アドヒアランスに影響する服薬管理の工夫を明らかにする。 2023年度は、5名の高齢者を対象にプレテストを行い、調査内容の吟味と質問紙の作成を行った。詳細としては、一部の調査項目内容について、高齢者が理解しにくい表現である可能性が明らかとなった。研究者間で協議を行い、問いかける際に、言葉のみでなくイラストも添えることとした。服薬管理の工夫32項目の問いかけの表現を洗練させたことに加え、イラストは研究代表者が素案を作成し、イラスト化を研究代表者が所属する大学の芸術系学部の学生に依頼し、完成した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
プレテストを実施した際に、一部の調査項目内容について、高齢者が理解しにくい表現である可能性が明らかとなった。そのため検討を重ね、質問紙の修正と高齢者の理解を促すことを意図した問いかけに添えるイラスト作成に時間を要した。
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Strategy for Future Research Activity |
質問紙とイラスト作成に時間を要したが、これは高齢者より調査項目を正確に収集するために必要であった。質問紙とイラストは完成したので、速やかに調査実施に向けて研究を進める。
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