Creation of a Dementia-Friendly Communities Model Related to Fostering Civic Pride
Project/Area Number |
23K10387
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Asahi University |
Principal Investigator |
岡村 絹代 朝日大学, 保健医療学部, 教授 (40465779)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 久美子 四條畷学園大学, 看護学部, 教授 (00342296)
名和 祥子 朝日大学, 保健医療学部, 助教 (00729022)
高木 弘樹 朝日大学, 保健医療学部, 助教 (30971569)
五十嵐 慎治 朝日大学, 保健医療学部, 准教授 (70610393)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2027: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | シビック・プライド / 認知症 / まちづくり / Civic Pride |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、「シビック・プライドの醸成に関連した認知症にやさしいまちモデル」を創生し提示することである。 具体的には、モデル地域住民のシビック・プライドと認知症に関する意識と概念を明らかにし、地域の実態を踏まえた仮説モデルを作成し、横断調査によりモデルの適合性を検証する。その結果をもとに、モデル地域住民のシビック・プライドの概念を包摂した認知症にやさしいまちモデルを創生し提示する。本研究により、シビック・プライドが地域住民の「共生」を強化し、認知症にやさしいまちの指標の一つとなることが明らかになれば、今後のまちづくりの推進に寄与できる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、モデル地域において「シビック・プライドの醸成に関連した認知症にやさしいまちモデル」を創生し提示することである。 新オレンジプランでは、認知症高齢者などにやさしい地域づくりが推進されており、その中でも『共生』は重要な要素である。しかし、『共生』を強化する共通意識は明らかではないため、近年まちづくりで注目されているシビック・プライド(まちへの愛着・誇り・共感)に着目した。 シビック・プライドが地域住民の共通意識であることが、『共生』を強化した認知症の人にやさしいまちの指標の一つとなると考え、①地域住民のシビック・プライドと認知症に関する意識を明らかにし、その結果をもとに②地域の実態を踏まえた仮説モデルを作成し、横断調査によりモデルの適合性を検証する。その後、③シビック・プライドを包摂した認知症にやさしいまちモデルを提示する予定である。 本年度は、評価指標としての「シビック・プライド」の活用可能性を探索するため、「シビック・プライド」をキーワードとした国内の文献検討を行った。伊藤(2008、2015)が提唱している「市民が都市に対する誇りや愛着」という定義を用いた研究が散見され、「シビック・プライド」は、 “誇り”、“愛着”、“自負”と定義され、まちづくりに重要なキーワードとして活用されていた。シビック・プライドは、「認知症の人にやさしいまち」における『共生』を強化する指標としての活用可能性があることが示唆できたが、本研究の目的に即して更なるシビック・プライドの定義の精錬が課題となった。 また、本年度は、次年度に実施するモデル地域住民のシビック・プライドに関する意識調査のための準備段階として、研究倫理審査委員会に研究計画書の審査を申請し承認を得て、モデル地域の研究協力機関に調査実施の内諾を得ることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は、研究チームメンバーで、今後の研究推進について打ち合わせ会議を実施し、研究内容・方法・役割を確認した。打ち合わせ会議は2回実施し、当初の計画の詳細部分の変更や修正を行い、合意形成した。また、シビック・プライドをキーワードとした先行研究を文献レビューし、シビック・プライドの定義や研究の動向を考察し、研究者所属機関が発行する紀要に発表した。 さらに、次年度の研究に向けて、研究者所属機関の研究倫理審査委員会へ申請し承認を得たうえで、研究協力機関にも協力の内諾を得ることができたため、「おおむね順調に進展している」と判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
評価指標は洗練中であるが、並行しながら次年度の研究に着手する。具体的には、2023年度の研究成果(シビック・プライドに関する文献レビュー結果)を用いて、モデル地域住民を対象に質的研究(フォーカスグループインタビュー)を行い、モデル地域住民のもつシビック・プライドを明らかにする。得たデータから、研究チームメンバーで定性データの抽出、吟味・分析を行い、看護系学会などに積極的に公表し、意見交換を行うとともに、国内外の学術雑誌における公表を行う。また、次年度にはモデル地域住民に対して本調査結果返しを予定しているため、研究計画書の作成や倫理審査委員会への申請準備も進めていく。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)