Project/Area Number |
23K10400
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
|
Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
横山 由里奈 浜松医科大学, 医学部附属病院, 理学療法士 (30645875)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山内 克哉 浜松医科大学, 医学部附属病院, 准教授 (40377750)
佐野 真規 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (40733514)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
|
Keywords | リンパ浮腫 / 皮膚弾力 / 運動療法 / 皮膚硬化 |
Outline of Research at the Start |
二次性リンパ浮腫は、四肢浮腫、倦怠感に加え、皮膚硬化を伴い、生活の質を著しく低下する。さらに蜂窩織炎等の皮膚感染症を誘発し、身体機能も低下し日常生活は制限される。治療は、理学療法が最も治療効果が高い手法として推奨されている。しかし、皮膚硬化への治療効果については不明である。我々は、リンパ浮腫の皮膚硬化には、線維芽細胞、脂肪細胞、TGF-β1が関与することを明らかにした。近年、運動療法によるTGF-β1の抑制効果が報告されている。そこで、本研究では、動物モデルでの基礎研究と、リンパ浮腫患者を対象に臨床研究を行い、リンパ浮腫の皮膚硬化に対する運動療法の有効性を検証し、新たな治療戦略の構築を目指す。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の最終目的は「運動療法を用いて皮膚硬化を改善し、リンパ浮腫患者のQOLを改善すること」である。 運動療法実施の際には複合的理学療法、特に圧迫療法を実施する必要がある。圧迫療法は適切に実施ができないと浮腫を増悪させるおそれがあり、研究成果の信頼性を担保できなくなる可能性がある。そのために対象者が適切に圧迫療法を実施できるように指導方法の確立とその必要性の検討を実施した。現在、データ測定を進行している。 さらに、皮膚の粘弾性の評価とともに浮腫の状態を評価する必要がある。最も信頼性が高い方法は水置換法であるが、汎用性が低いため用いることができない。そこで最も汎用性が高い周径測定法から、水置換法に最も近い体積を算出する方法を検証した。現在、データ測定。解析を終了し、学会発表、論文投稿の準備をしている。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究遂行にあたり必要な準備段階の検証を順調に進めており、おおむね順調に進んでいる。
|
Strategy for Future Research Activity |
複合的理学療法、特に圧迫療法の信頼性を高め、さらに評価方法を確立したのち、運動療法の皮膚硬化に対する効果を検証していく。
|