Project/Area Number |
23K10428
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
東 登志夫 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (40244090)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤村 誠 長崎大学, 情報データ科学部, 准教授 (30229041)
山田 麻和 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 客員研究員 (30974076)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | Virtual Reality / パーキンソン病 / 上肢機能訓練 |
Outline of Research at the Start |
パーキンソン病では,歩行障害によって転倒の危険性が生じることから,リハビリテーションでは上肢機能よりも,歩行や姿勢バランスに焦点がおかれる場合が多い.しかし,患者の日常生活では上肢機能の低下から様々な困難が生じることが知られている.そのため,上肢機能の改善に向けた効果的なリハビリテーションプログラムの早急な開発が必要と考える. そこで本研究では,パーキンソン病ではその動作改善に外的キューの有効性がよく知られていることから,外的キューを活用したVRによる上肢機能訓練プログラムを開発し,その効果を無作為化比較試験で検証する.
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Outline of Annual Research Achievements |
近年,パーキンソン病(PD)のリハビリテーションにおいて運動療法を補完する新たな介入方法としてバーチャルリアリティ(VR)技術を用いた介入に注目が集まっている.このPDに対するVR介入の有効性については,これまでに歩行やバランス機能に対してはエビデンスが示されているものの,上肢機能に対する効果に関しては,まだ十分に検証されていない.そこで,本研究では,PDを対象としたVRによる上肢機能訓練プログラムを開発し,その上肢機能に対する有効性を検証することを目的としている. 本年度は,VRを用いた上肢機能運動プログラムの開発を中心に行った.上肢機能運動プログラムの内容について協議し,①手指タッピング課題,②リーチ動作課題,前腕の回内外動作課題とし,聴覚キューとしてリズム音の提示,視覚キューとして動作時に視覚的ガイドがでる仕様とし,対象者の訓練意欲を高めるために,毎回の練習時のスコアが提示されるようにすることとした.VRにはMeta社のMeta Quest2を採用し,プログラミングに関しては,Unity(Unity technology)を 使用して開発中である. さらに,次年度途中から,開始予定の臨床研究に関する効果判定指標についての協議も,プログラム開発と並行して行った.申請時より計画していたBox and Block Test(BBT), Nine hole peg Test (NHPT),統一PD評価スケール(MDS- UPDRS), 老年期うつ病評価尺度(GGDS-15),Mini-Mental State Examination(MMSE),Berg Balance Scale(BBS),握力,筋肉量(体成分分析装置 Inbody)に加え,新たに日常生活における上肢の使用状況に関する数量的評価(現在のところ,The Global Assessment Scale (GAS)を検討中)を新たに追加する方向性となった.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
上肢機能訓練プログラムの決定に手こずったため,プログラミングに向けての仕様の伝達に遅れを生じた.
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Strategy for Future Research Activity |
プログラミングを担当する研究分担者の藤村とのミーティング頻度を上げて,プログラム完成に向けての準備を進めていく.
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