歩行速度調整メカニズムの解明と新たな歩行リハビリテーションプログラムの開発
Project/Area Number |
23K10433
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Kanagawa University of Human Services |
Principal Investigator |
菅原 憲一 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 教授 (90280198)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 智高 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (00576382)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 歩行速度調整メカニズム / 歩行リハビリテーション / 理学療法 |
Outline of Research at the Start |
歩行能力障害に関わるリハビリテーションにおいて,一定速度のみによる歩行練習ではなく多様な速度または速度可変調整を練習することがさらなる歩行能力向上に対して重要であることを見い出した.特に,一定の歩行速度を安定させるだけでなく,無段階に変化する歩行速度に対して,目的や状況に応じて能動的に歩行速度を調整する課題の効果と有効性について検証を行ってきた.その観点に立って本研究では,歩行速度調整に関わる運動出力制御と中枢神経系制御に対して統合的要素検証を行い歩行能力障害に対する歩行能力向上を目指した効率的な歩行リハビリテーションプログラムを開発し,臨床への応用展開を確立することを最終目的とする.
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Outline of Annual Research Achievements |
研究は歩行能力障害に関わるリハビリテーションにおいて,我々の研究チームによって示された一定速度のみによる歩行練習ではなく多様な速度または速度可変調整を練習することがさらなる歩行能力向上に対して重要であるという見解を基に,速度調整を学習するための新たな効率的な歩行リハビリテーションプログラムを開発し,臨床への応用展開を確立することを最終目的とすることをミッションとして行う一連の研究プロジェクトである.現在までのところ1)連続的に速度調整する課題は歩行学習に対して複雑さを提供すること,2)速度調整課題により歩行能力向上に寄与する可能性があることを示唆した.本研究課題では,歩行速度調整する能力や,その調整要素を解明することを具体的な目的として,歩行速度調整に関わる運動出力制御と中枢神経系制御に対して統合的要素検証を行い基盤形成するものである.この中で,本年度においては,その基礎となる歩行速度調整に関わる運動出力制御に関する部分を中心に研究実験の実施を行い,現在進行中である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当研究はI.健常成人の歩行速度調整に関わる中枢神経系の運動制御機構の解明(基礎研究),II.健常成人の歩行速度調整に関わる運動力学的パラメータ(加速度センサーおよび三次元動作解析装置)および下肢の各筋活動の検討(基礎研究).III.障がい児・者への歩行速度調整能力に主眼をおいた歩行能力向上に向けた歩行改善的リハビリテーションプログラム方法論の開発(臨床研究),以上の大きく3つのパートで構成されている.現在,IとIIのパートの一部に着手している状況である.つまり,電気生理学的手法を用いて健常成人の歩行速度調整時つまり速度加速期と減速期における各筋のタイムコース上さらには,速度調整を引き起こすトリガーとなる時期(変動発生時点および周辺時点)に対して中枢神経系における制御機構を分析検討を実施中である.さらに,Ⅱの部分に対しては歩行速度調整に関わる運動力学特性と各下肢筋活動の関連性および調整に関わる原因活動を特定し,運動解析的にその調整制御の根本となる特異的筋活動に関わる検討のプレ実験について検討を行い本格的な実験導入の段階となっている.
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Strategy for Future Research Activity |
今後は実験パートIに対しての研究のまとめに関わる研究報告および研究論文作成を行っていく.さらには,パートIIについての実験実施によりデータ収集,解析等を行い研究結果を公表に向けて加速して行く段階となっている.また,パートIIIに関して,パートIとIIの状況により実験方法の構築に向けた具体的な取り組みを同時進行で行うこととしている.
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)