Project/Area Number |
23K10435
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
倉坪 亮太 北里大学, 北里研究所病院, リハビリテーション技術科 一般職 (50890349)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
嘉治 一樹 北里大学, 北里研究所病院, リハビリテーション技術科 一般職 (20890346)
戸田 成昭 北里大学, 北里研究所病院, リハビリテーション技術科 主任 (40890348)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 生活空間 / 運動器疾患術後 / 層別化 |
Outline of Research at the Start |
運動器疾患患者の身体活動量は低下している.身体活動量の測定法の一つに生活空間がある.運動器疾患患者に対する手術および術後リハビリテーションは,症状と身体機能を改善させるが,生活空間の術後経過が疾患により差異があるのか,術後の生活空間の拡大を阻害する要因は疾患により異なるのか,不明である.本研究は,①疾患による生活空間の術後経過の差異を明らかにし,②術後の生活空間の拡大を阻害する要因の解明を目的とする.
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Outline of Annual Research Achievements |
運動器疾患患者の身体活動量は低下している.身体活動量の低下は,死亡リスクの増加などの健康関連アウトカムと関連するため,身体活動量を増加させる取り組みは健康寿命の延伸につながる可能性がある.身体活動量の測定法の一つに生活空間がある.運動器疾患患者に対する観血的治療および術後リハビリテーションは,症状と身体機能を改善させるが,生活空間の術後経過が疾患により差異があるのか,術後の生活空間の拡大を阻害する要因は疾患により異なるのか,不明である.本研究は,①疾患による生活空間の術後経過の差異を明らかにし,②術後の生活空間の拡大を阻害する要因と,その要因のカットオフ値の解明を目的とする. 研究計画は,運動器疾患に対する観血的治療を施行した患者を入院時から前向きに観察し,生活空間の術後の経時的変化には疾患による差異があるのかを解明すること,生活空間の術後の経時的変化に関連する要因の解明とそのカットオフ値を解明すること,としている.研究デザインは単施設前向き観察研究とし,対象は運動器疾患に対する観血的治療を施行した患者である. 現在,前向き観察研究を開始し,対象者のデータ収集を実施している.調査項目は,臨床的背景因子,身体機能,生活空間,観察期間中に発生したイベントなどである.さらに,収集されたデータを用いて,データ解析や学会発表をすでに開始している.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
整形外科医師の勤務体制変更により,一部の運動器疾患患者についてのデータ収集はやや遅延しているが,その他の運動器疾患については予定通り収集することができている.
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Strategy for Future Research Activity |
目標症例数である運動器疾患患者600名まで,前向き観察研究の対象者の募集を継続する.さらにデータが目標症例数まで到達され次第,データ解析および学会発表を実施し,成果発表していく.
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