Project/Area Number |
23K10469
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Kumamoto Health Science University |
Principal Investigator |
松尾 崇史 熊本保健科学大学, 保健科学部, 准教授 (50757747)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤村 誠 長崎大学, 情報データ科学部, 准教授 (30229041)
森内 剛史 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (40814124)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | プリズム順応 / virtual reality / 言語流暢性 / 非流暢性失語症 / 半球間抑制 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,VRを用いたPAが非流暢性失語症患者に対して良好な変化を与えるか否か明らかにすることを目的としている.よって,研究Ⅰでは健常者を対象に左偏移のPA前後におけるVFTの語産出数及びVFT中の脳活動の変化を明らかにする.次に,研究Ⅱでは脳卒中後の失語症(特に言語流暢性の低下した者)に対する左偏移のPAがVFTの語産出数や脳活動に与える影響について明らかにする.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,VRを用いたプリズム順応が非流暢性失語症患者に対して良好な変化を与えるか否か明らかにすることである.本研究は2段階の経過を予定している.研究Ⅰでは健常者を対象に左偏移のプリズム順応前後における言語流暢性課題の語産出数やVFT中の脳活動の変化を明らかにする.次に,研究Ⅱでは脳卒中後の失語症(特に言語流暢性の低下した者)に対する左偏移のPAがVFTの語産出数や脳活動に与える影響について明らかにする. 令和4年度には,健常者に対するVRを用いたプリズム順応後において,言語流暢性課題の語算出数の増加を認めるか否か検証した. 57名の健常成人を対象に,ランダムにコントール群、右プリズム群、左プリズム群の3群に割り付けた.プリズム課題はコントロール群はレンズ無しでターゲットに100回程度リーチを繰り返す課題とし,右及び左プリズム群はそれぞれ10ジオプター偏移した状態で100回程度リーチを繰り返すプリズム順応課題を実施している.また,言語流暢性課題は文字・意味流暢性課題の2課題とし,各課題プリズム順応課題前後において,課題の順序性の影響を考慮し提示する文字等についてはカウンターバランスを取った.尚,VRを用いたプリズム順応システムは,研究分担者により開発された機器を使用している. 結果,流暢性課題において,コントロール群や右プリズム群と比較し左プリズム群において有意な増加を認め,特にそれは意味流暢性課題において顕著であった. 上記に加え,本年度はVRを用いたプリズム順応システムのシステム改善にも着手し,より臨床で使いやすい様式にシステムを改善している.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
概ね順調に進展しているが,当初初年度に予定していた脳血流動態の計測について,研究分担者との打ち合わせ等遅延したため着手が出来ていない.
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は健常者を対象にVRを用いたプリズム課題前後における言語流暢性課題中の脳血流動態の変化を明らかにするため早々に倫理審査及び研究に着手する.その後,研究協力病院との調整に入る.さらに臨床データ収集に向けてVRシステムの仕様改善に努める.
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