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見込み的な循環調節は運動パフォーマンスに重要か?

Research Project

Project/Area Number 23K10470
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
Research InstitutionNational Institute of Advanced Industrial Science and Technology

Principal Investigator

石井 圭  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究員 (70803899)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Keywordsセントラルコマンド / 循環調節 / 運動パフォーマンス / MRI
Outline of Research at the Start

本研究では、『セントラルコマンドによる循環調節は身体を動かすために重要か?』というシンプルだが核心的な疑問を解決する。これまでの研究成果から着想した実験系をもとに、セントラルコマンドによる循環調節が運動機能に与える影響を解明する。更に、新たなセントラルコマンドの概念の実証を試みるとともに、その脳内メカニズムを探索する。得られる知見は学術的新規性・独創性を有するだけでなく、運動開始方法を考慮したリハビリテーションやトレーニングの推奨に繋がることが期待される。

Outline of Annual Research Achievements

循環調節は運動するために重要である。特に運動開始時には、見込み的な循環制御システムであるセントラルコマンドが中心的な役割を果たすことが予想される。しかし、「セントラルコマンドによる循環調節が働かないと十分に身体を動かせないか?」という循環制御システムの存在意義に関する核心的な疑問に誰も答えられていない。
セントラルコマンドによる循環調節が運動機能に与える影響を解明するという本研究の目的を達成するために、本年度はまず、研究代表者がこれまで蓄積してきた研究成果から着想した実験系をもとに、実験環境を構築した。予備実験を行ったところ、特定の運動時にのみセントラルコマンドが選択的に心拍数を制御し、運動パフォーマンスに貢献するという結果が得られた。この成果をもとに、本実験のためのリクルートを開始した。別実験に関しても同様に、実験環境を構築できたが、本研究の目的を検証するために適切な実験課題を探索中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

今年度の研究計画は、実験環境を構築し、予備実験を実施することであった。予備実験にて各種循環指標と行動指標を計測し、仮説と合致する結果が得られたことから、本実験のリクルートを開始することができた。更に、別実験の実験環境も構築できた。実験環境構築への予算は、機器の故障のため当初の予定以上となったが、今後の研究計画は順調に進めることができる予定である。以上の状況を踏まえ、本研究はおおむね順調に新訂していると判断する。

Strategy for Future Research Activity

次年度以降は、本実験を実施することで「セントラルコマンドによる循環調節が運動機能に与える影響」の一端を明らかにしたい。加えて、もう1つの実験系の予備実験を進め、研究の方向性を定める予定である。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 動脈血圧情報を利用する脳2023

    • Author(s)
      石井 圭
    • Organizer
      産総研 人間情報インタラクション研究部門シンポジウム 2023 ~脳の変化~
    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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