Project/Area Number |
23K10483
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
角田 亘 国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (00453788)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北原 崇真 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学市川病院, リハビリテーション室 主任 (30972963)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 脳卒中 / 失語症 / 脳波検査 / リハビリテーション / 高次脳機能障害 |
Outline of Research at the Start |
脳卒中後失語症の機能予後の判定は、いまだに困難である。また、その回復メカニズムについても、いまだ不明な点が多い。 本研究では、脳卒中後失語症患者を対象として、経時的にデジタル脳波計を用いたfunctional connectivityの評価を行う。 そして、いかなる大脳皮質領域間のfunctional connectivityが脳卒中後失語症回復の予測因子となりうるのかを、さらにいかなる大脳皮質間のfunctional connectivityの増強が言語機能の回復に直結するかということを明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、脳卒中後失語症患者を対象として経時的にデジタル脳波検査を行い「大脳内のいかなる領域間の correlation coefficient が、脳卒中後失語症回復の予測因子となりうるのか」ということ、および「言語機能が回復を示す場合、大脳内のいかなる領域の correlation coefficient が増加するのか(functional connectivity が増強されるのか)」ということを明らかにすることが目的である。しかしながら、現時点においては、脳波所見の適切な記録方法が確立できていない(アーチファクトが混入したり、得られたデータの再現性が低かったりしており、データ解析に使えるようなデータを取得できていない)。よって、脳卒中後失語症患者に連続的に脳波検査を行うことが、いまだ可能となっておらず、解析に十分なデータをいまだ取得できていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
前述のごとく、現時点においては、脳波所見の適切な記録方法が確立できていない。例えば、アーチファクトが混入したり、得られたデータの再現性が低かったりしており、結果的にデータ解析に使えるようなデータを取得できていない。よって、脳卒中後失語症患者に連続的に脳波検査を行うことが、いまだ可能となっておらず、総じて研究の遂行が遅れている(対象患者の確保に難渋しているわけではない)。
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Strategy for Future Research Activity |
脳波検査に造詣が深い検査技師や脳神経内科医師と相談のうえで、脳波所見の適切な記録方法を早急に確立するつもりである(特に、再現性のあるデータが記録できるように対処したい)。現状としては対象患者(脳卒中後失語症患者)の確保に難渋しているわけではないので、記録方法さえ確立できれば、その後に複数の患者に対して脳波検査を行うことは十分に可能である。
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