• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

Development of evaluation and treatment methods for dysphagia in critical care patients on ventilators

Research Project

Project/Area Number 23K10532
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

高畠 英昭  長崎大学, 病院(医学系), 教授 (80607854)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Keywordsdysphagia / aspiration / critical care / nutrition / pneumonia
Outline of Research at the Start

集中治療室で人工呼吸管理を受ける患者には、高頻度に抜管後嚥下障害が起こり、予後不良と関連している。しかしながら、通常の嚥下機能評価法や訓練法は、挿管されていない意識状態の良い患者のみを対象としており、挿管中、鎮静中、意識障害者の嚥下機能を評価する方法や訓練法はない。
本研究では、人工呼吸管理中の患者を対象に、嚥下音を元に自発的嚥下回数をカウントすることで嚥下機能の評価を行い、頚部干渉波刺激装置で嚥下に関連する感覚神経を刺激することで嚥下訓練を行うという、従来不可能と思われていた人工呼吸管理中の嚥下機能の評価法・訓練法について、その可能性を模索するものである。

Outline of Annual Research Achievements

ICU退室後の患者の予後を規定する因子は様々であるが、嚥下障害も重要な位置を占めている。ICU患者の原疾患には脳神経系疾患や頭頸部疾患・食道癌など、嚥下障害を直接引き起こすものもある一方で、それ以外の患者にも嚥下障害が発症することが知られている。なかでも、挿管・人工呼吸管理後の患者に起こる「抜管後嚥下障害」は、近年注目が集まっている。
抜管後嚥下障害は、臨床現場では比較的高頻度に認められると考えられており、ICU患者の予後不良と関連があることが知られているが、その正確な頻度や持続期間、予防法、治療法についてはまだ十分に解明されていない。
ICU患者において、抜管直後に嚥下スクリーニングを行うことが勧められている。しかしながら、抜管後に行われる評価は、嚥下障害が完成してからの「事後処理」の面が強い。誤嚥と強い関連があると考えられている人工呼吸器関連肺炎(VAP)は、高い致死率で知られているが、文字通り人工呼吸管理中の患者に起こる肺炎である。すなわち、誤嚥に関連した合併症は、抜管より前にすでに起こっている。しかしながら、現在広く行われている嚥下スクリーニングテストや嚥下内視鏡検査・嚥下造影検査は、抜管され、意識状態が改善し、飲水などの指示に従える患者のみを対象としている。人工呼吸管理中の患者の嚥下機能の評価法や訓練法は現時点で不明であるが、挿管・人工呼吸管理中の患者の嚥下機能の評価法や訓練法が分かれば、抜管後嚥下障害の予防や早期介入が可能となると思われる。
これまでに、自発的嚥下回数と嚥下機能には関連があることが示されており、本研究では、人工呼吸管理患者における抜管前からの嚥下機能の評価の目的で、ごっくんチェッカーという嚥下の有無を音声で判別する装置を購入し、人工呼吸管理下患者の自発的嚥下回数を計測している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

ごっくんチェッカーDXは嚥下音で嚥下回数をカウントする装置であるが、人工呼吸下患者の嚥下音のピックアップの正確性に問題があり、実際の嚥下回数を正確にピックアップできるようにする工夫が必要であるが解決に時間を要している。

Strategy for Future Research Activity

人工呼吸管理患者のみに限らず、挿管されていないICU患者も対象に自発的嚥下回数を計測する。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi