Project/Area Number |
23K10552
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Reiwa Heath Sciences University |
Principal Investigator |
古後 晴基 令和健康科学大学, リハビリテーション学部, 教授 (90640821)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村田 潤 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (00304428)
村田 伸 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (00389503)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
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Keywords | 皮膚再灌流圧 / 浮腫 / 圧痕深度 / 皮膚微小循環動態 / 皮膚血流 / 浮腫圧痕深度 |
Outline of Research at the Start |
「浮腫」は健常者の日常生活の場面において「むくみ」として感じられる症状であり、日常生活への悪影響や心理的不安を与える。また、重度の疾患による浮腫は、運動制限や筋力低下、感覚障害、および痛みの原因となる重要な因子と考えられている。 しかし、浮腫に関する研究は散見される程度であり、健常者の浮腫発症過程は科学的に証明されているとは言えない。さらに、浮腫を発症しうる疾患においても、浮腫の微小循環動態は不明な点が多く、浮腫に対するリハビリテーション医学は科学的根拠が示されていない。そこで、本研究は、浮腫圧痕深度計とレーザー血流・血圧計を用いて、浮腫における微小循環動態を解明することが目的である。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,浮腫発症の原因となり得る心疾患,腎疾患,脳卒中,整形外科疾患,および悪性腫瘍患者を対象に,浮腫重症度を客観的・定量的に評価するために開発した浮腫圧痕深度計と,非侵襲的・非観血的な評価機器であるレーザー血流・血圧計を用いて浮腫を定量的に評価し,浮腫における微小循環動態を解明することである. 浮腫の先行研究は散見される程度であり,浮腫における微小循環動態は不明な点が多く,浮腫に対する理学療法は科学的根拠が示されていない.そのため,研究①では,浮腫圧痕深度計,レーザー血流・血圧計を用いて浮腫を定量的に評価し,浮腫圧痕深度値,皮膚血流量,皮膚再灌流圧を指標として,浮腫発症の原因となり得る疾患の微小循環動態を検討する.研究②では,浮腫における圧痕深度値と皮膚血流量,皮膚再灌流圧の関連性を検討した後,浮腫有無に影響を及ぼす要因を検討する. 具体的には,研究① :心疾患,腎疾患,脳卒中,整形外科疾患,および悪性腫瘍患者を対象に,浮腫圧痕深度計,レーザー血流・血圧計を用いて,浮腫圧痕深度値,皮膚血流量,皮膚再灌流圧を計測する.データが多く集められた疾患群(約80名程度)から順次,浮腫圧痕深度値をカットオフ値で浮腫有り・無しの2群に分けて群間比較する.さらに,浮腫有り群を対象に,皮膚血流量,皮膚再灌流圧を疾患群間で比較して,各疾患における皮膚血流量・皮膚再灌流圧の特徴を検討する. 研究② :浮腫有りの患者を対象に,浮腫圧痕深度値(浮腫の重症度)と皮膚血流量,皮膚再灌流圧の関連性を検討する.すべての患者を対象に,浮腫の有無を独立変数とした多重ロジスティック回帰分析で浮腫に影響を及ぼす要因を検討する.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
昨年度は,研究計画書を本学の研究倫理審査委員会へ申請し承認を得たため. その後,A病院のデータ収集を終えて解析し,論文執筆中であるため. しかしながら,予定していたB病院の研究協力者が業務多忙のため,現在,研究に割く時間の確保が困難な状況である.そのため,C病院に研究協力を仰ぐ予定である.
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Strategy for Future Research Activity |
C病院へ研究協力を依頼し,協力の承諾を得られれば即時に調査を実行する.
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