Project/Area Number |
23K10590
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
今井 大喜 大阪公立大学, 都市健康・スポーツ研究センター, 准教授 (40614483)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡崎 和伸 大阪公立大学, 都市健康・スポーツ研究センター, 教授 (70447754)
横山 久代 大阪公立大学, 都市健康・スポーツ研究センター, 教授 (10647829)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 寒冷ストレス / 精神性ストレス / 運動パフォーマンス / 自律神経活動 / 呼吸 / 呼吸調節 / 中枢性疲労 |
Outline of Research at the Start |
寒冷および精神性ストレスは、交感神経活動の亢進あるいは副交感神経活動の抑制によって、運動パフォーマンスを低下する可能性が示唆されているが、統一した見解は得られていない。本研究では、二重ストレスが自律神経活動に及ぼす影響について、作用機序を網羅的に明らかにし、自由呼吸へ及ぼす影響から、自律神経活動にアプローチし得る随意的な呼吸の調整が、運動パフォーマンス低下への対抗戦略となる知見を得ることを目的とする。具体的には、自律神経活動と運動パフォーマンスに及ぼす影響、自由呼吸へ及ぼす影響、随意的呼吸調整が自律神経活動と運動パフォーマンスに及ぼす影響について、明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、運動前の寒冷・精神性ストレスが自律神経活動に及ぼす作用機序を明らかにし、随意的な呼吸の調整が運動パフォーマンス低下への対抗戦略となる知見を得ることである。本年度は、二重ストレスが自律神経活動と運動パフォーマンスに及ぼす影響について網羅的に解析するため、各種指標の選定ならびにそれらの精査をおこない、ストレス反応を起こす二系統(HPA・SAM)に着目することとした。また、二重ストレスが自由呼吸へ及ぼす影響について検証するため、呼吸代謝諸量に加えて各回の呼吸深度や時間を計測できるように測定準備を進めた。当初、胸郭のみでの測定を予定していたが、文献ならびに学会等での情報から、ストレス負荷時には腹部での計測の必要性もあることが判明したため、計測デバイスを増設した。また、データ取得システムをアップデートして、精神性ストレスの負荷信号(ストループカラーワードテスト各試行の開始信号)と脳波ならびに呼吸状態を同時計測できるように、実験環境を構築した。以上のことから、本年度は、本研究を遂行するための環境基盤を固め、次年度以降の実験実施に向けて準備を整えることができた。今後は、これらの準備状況を踏まえて、実験プロトコルを確定し、予備実験ならびに本実験を実施して、寒冷・精神性ストレスによる二重ストレス下での自律神経活動や運動パフォーマンスへの影響を、特にストレス下の呼吸状態に着目して詳細に解明していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
世界的な半導体不足の影響を受けて、新たに設置するデバイスの調達やセットアップに時間を要したため。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度の前期期間中には新設デバイスの設定が完了するため、当初初年度に予定していた予備実験ならびに本実験を順次実施していく。二重ストレスが自律神経活動ならびに運動パフォーマンスへ及ぼす影響について、特にストレス下の呼吸状態に着目して検討していく。
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