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トップアスリートの下肢の力-速度特性とその評価を基にしたトレーニング効果の検証

Research Project

Project/Area Number 23K10681
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 59020:Sports sciences-related
Research InstitutionNational Agency for the Advancement of Sports and Health

Principal Investigator

山下 大地  独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ科学・研究部, 研究員 (00734815)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Keywords急性効果 / 免荷ジャンプ / 下肢筋活動 / 地面反力 / コンディショニング / トレーニング / 力速度関係
Outline of Research at the Start

本研究では、多くのスポーツにおいて最も基本的かつ重要な下肢伸展能力に着目し、アスリートの下肢の力-速度関係の簡便な評価方法を提案し、その評価から導かれる効果的なトレーニング方法を実証する。そのために、反動ジャンプおよびアイソメトリック筋力発揮を用いた新たな簡便法による力-速度関係のアスリートデータベースを作成する。次に、アスリートを力-速度関係によってタイプ分けをし、弱点に焦点を当てたトレーニングを処方し、その効果を検証する。これらの研究により、簡便な方法でアスリートを評価し、効果的なトレーニング処方が可能になる。

Outline of Annual Research Achievements

アスリートは目標の試合や大会に向けてパフォーマンスに必要な要素を最適化(コンディショニング)していく。例えば、バスケットボールでは攻守で相手よりも高くジャンプすることが要求されるため、ジャンプ高を高めるコンディショニングが重要である。近年、ジャンプ高を高めるコンディショニング法として、身体を上方向に牽引して免荷した状態で素早いジャンプ動作を行う免荷ジャンプが注目されている。これまでの研究では、トレーニング経験者を対象に、体重の30%の免荷負荷を用いた免荷ジャンプを5回実施した直後(1分、4分)に自重での反動ジャンプのジャンプ高が増加したという報告がある (Cazas et al.,2013)。しかし、その機序は不明であり、免荷ジャンプを実施した直後に自重でのジャンプパフォーマンスが急性的に向上する機序を明らかにできれば、より効果的なコンディショニングプログラムを開発するための知見が得られると考えられる。
そこで本研究では、男子大学バスケットボール選手14名を対象に、2つの介入条件(自重または免荷ジャンプ5回1セット)を設け、介入前後(Pre、Post 1分、4分)で自重反動ジャンプを測定した。ジャンプ中の筋電図および地面反力データを取得し、反動ジャンプ中の下肢筋活動、運動学的変数、地面反力の時系列指標、ジャンプ高を算出した。免荷ジャンプ実施後1分の自重反動ジャンプではジャンプ高に有意な変化はみられなかった。しかし、重心の下降速度および重心が最下点時の地面反力はPreの値よりも有意に増加した。これらの結果を、ジャンプ高を高めるコンディショニングプログラムの作成に活用することが期待される。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初予定していなかった実験ではあるが、介入実験のための効果の基礎的なメカニズムを明らかにすることができたため。介入実験に向けては、機器の導入等は済んでいる。

Strategy for Future Research Activity

次年度は介入研究を実施していく予定である。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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