The Role of Place Meaning in Promoting Heritage Sport Tourism at the Hakone Ekiden
Project/Area Number |
23K10703
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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Research Institution | University of Marketing and Distribution Sciences |
Principal Investigator |
山口 志郎 流通科学大学, 人間社会学部, 准教授 (70733096)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 央二 中京大学, スポーツ科学部, 准教授 (00736861)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | ヘリテージスポーツツーリズム / 場所への意味づけ / ベルギー / メモリアルヴァンダ / ツアー・オブ・フランダース / 殿堂入り / 拠点施設の整備 / 参加型サイクルイベント / 場所の意味づけ / 箱根駅伝 / ヘリテージ / スポーツツーリズム |
Outline of Research at the Start |
近年、スポーツに関連したヘリテージ(文化資源)を活用するヘリテージスポーツツーリズムの研究と取組が増加している。ヘリテージスポーツツーリズムにおいては、人々が特定の場所に対して抱く意味づけが重要とされているが、国内の研究においてはその知見やエビデンスが蓄積されていない。本研究では、①国外における陸上競技大会の場所の意味づけに関する情報収集を行うこと、②箱根駅伝における主催者とステークホルダーが箱根に対して抱く場所の意味づけを質的に概念化すること、③箱根駅伝の主要なステークホルダーである観戦者を対象に、箱根に対して抱く場所の意味づけを量的に明らかにすることを研究目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、ヘリテージスポーツイベントに分類される国外における陸上競技大会及び参加型スポーツイベントの場所の意味づけに関する情報収集を行うことを目的とした。具体的には、ベルギーにおいてヘリテージプラークに認定されているメモリアルヴァンダムと、ツアー・オブ・フランダースを対象に、フィールドワーク及び関係者に対してインフォーマルなインタビューを行った。メモリアルヴァンダムについては、ベルギーの元オリンピック銀メダリストで1976年に交通事故のためこの世を去ったイヴォ・ヴァンダムを追悼する大会として、1977年からイベントが開催されている。この大会のルーツに基づき、過去にメモリアルヴァンダムに参加し、オリンピックや世界陸上で活躍したレジェンド選手に対して2017年より殿堂入り制度を設けると共に、大会中はレジェンド選手がイベントを盛り上げる仕掛けが行われている。このような取り組みを通じて、メモリアルヴァンダムではブリュッセルという場所で開催される大会に、意味づけを行っている。 一方、ツアー・オブ・フランダースでは、単なるイベント開催にとどまらず、様々な取り組みを通じてヘリテージスポーツツーリズムの成果を上げている。開催都市の変更や拠点施設の整備、参加型サイクルイベントの開催、そしてコース全体を遺産として捉え、その場所に意味づけを行う戦略が練られている。これらの仕掛けを通じて、ヘリテージスポーツにおいて重要な要素である1)有形不動産、2)有形動産、3)無形資産、4)商品やサービスといった遺産が形成され、年間を通じたサイクルツーリズムの取り組みが実現している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究1年目となった令和5度は、予定通りベルギーでのフィールドワークが実現し、短報という形で論文化することができた。そのため、おおむね順調に進展している。現在は、2年目の調査に向け、先行研究のレビューや箱根駅伝のステーホルダーマップの作成を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
研究2年目となる令和6年度では、先行研究のレビューを進めながら、箱根駅伝のステーホルダーに対して、インタビューを行う予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)