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Development and validity of a sports version of the Gender Bias Scale

Research Project

Project/Area Number 23K10732
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 59020:Sports sciences-related
Research InstitutionBiwako Seikei Sport College

Principal Investigator

佐藤 馨  びわこ成蹊スポーツ大学, スポーツ学部, 准教授 (50326592)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2027-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Keywordsスポーツ / ジェンダー・バイアス / 競技団体 / アスリート / 指導者 / ジェンダー / 尺度開発
Outline of Research at the Start

国内外において,スポーツ版ジェンダー・バイアスを扱った研究は,ほとんどが女性アスリートに対する報道に着目した研究であり,スポーツにおけるジェンダー・バイアスについて数量データを用いた研究は皆無であった.
本研究は,スポーツに特化した「スポーツ版ジェンダー・バイアス尺度」を開発し,「見るスポーツ」だけでなく,スポーツ全般におけるジェンダー・バイアスを検討する基礎データを得ることを目的とする.

Outline of Annual Research Achievements

【研究概要・研究目的】国内外において,スポーツのジェンダー・バイアスを取扱った研究は,ほとんどが女性アスリートに対する報道に着目した研究であり,ジェンダー・バイアスを数量データで検討した研究は皆無であった.さらに,ジェンダー・バイアスを測定する尺度はほとんど開発されておらず,本研究は,スポーツに特化した「ジェンダー・バイアス尺度」を開発し,それを用いてスポーツ全般におけるジェンダー・バイアスを検討する基礎データを得ることを目的とした.
【2023年度研究計画】
2023年度の研究計画は,次の通りである.(1)スポーツ版ジェンダー・バイアス尺度作成のための関連研究および資料収集の実施.(2)スポーツ版ジェンダー・バイアス尺度を含むアンケート項目作成のため,アスリート,指導者,競技団体関係者等へのインタビューを実施.(3)スポーツ版ジェンダー・バイアス尺度の作成を予定している.
【2023年度研究成果】
「スポーツ版ジェンダー・バイアス尺度」を作成するため,国内におけるジェンダー研究,特にバイアスに関連する研究を中心に探索した.その結果,企業組織,司法,教育等,様々な場面においてジェンダー・バイアス研究が行われていることが分かった.本研究の目的である「スポーツ版ジェンダー・バイアス尺度」を作成するにあたり,参考になり得ると考えられるのが,組織におけるリーダーシップとジェンダー・バイアス研究であった(野村・川崎,2019;高橋ら,2024).当該研究は,女性の就業継続の観点から,「やりがい」「昇格」「人間関係」「制度」「生活とのマッチング」「家庭役割」「責任ある地位」「自分や家族に問題がない」「家族の協力」「公平性」「リーダー希望」等の課題があることを明らかにした.本研究では,上記で明らかになった要因を参考にスポーツ版「ジェンダー・バイアス尺度」の草案を作成した.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

【現在までの進捗状況】
スポーツ版「ジェンダー・バイアス尺度」を作成するため、国内におけるジェンダー研究、特にバイアスに関連する研究を中心に探索した。その結果、企業組織、司法、教育等、多様な場面におけるジェンダー・バイアス研究が行われていることが分かった。本研究の目的であるスポーツ版「ジェンダー・バイアス尺度」を作成するにあたり参考になると考えられるのが組織におけるリーダーシップとジェンダー・バイアス研究であった(野村・川崎,2019;高橋ら,2024)。当該研究は、女性の就業継続の観点から、「やりがい」「昇格」「人間関係」「制度」「生活とのマッチング」「家庭役割」「責任ある地位」「自分や家族に問題がない」「家族の協力」「公平性」「リーダー希望」等の課題があることを明らかにした。本研究は、上記で明らかになった要因を参考にスポーツ版「ジェンダー・バイアス尺度」の草案を作成するまでに至った。
しかしながら、国内におけるジェンダーバイアス研究は、今も新たな知見を提示しており、研究代表者が作成したスポーツ版「ジェンダー・バイアス」尺度も完成までには至っていないのが実情である。また、スポーツに特化したジェンダー・バイアスを特定するため、2023年度当初は、アスリートや指導者、組織関係者等にできる限りインタビューを実施する予定でいたが、オリンピックイヤー前年であったため、本研究に協力可能なアスリート、指導者、組織関係者等へのインタビュー依頼が困難であった。従って、2023年度の研究は全体的に遅れることとなった。

Strategy for Future Research Activity

【今後の研究の推進方法】
2023年度に作成した「スポーツ版ジェンダー・バイアス尺度」の草案を完成させるため,組織におけるリーダーシップとジェンダー研究の最新知見を逐一加えていく.さらに,スポーツ特有のジェンダー・バイアスを検討するため,オリンピック終了後を狙って競技団体にアスリート,指導者,さらに競技団体関係者等,数名の紹介を依頼する予定である.そのインタビューで明らかになったスポーツ特有の問題をテキストマイニング等で分析し,いくつかの要因に集約する.その後,それをもって「スポーツ版ジェンダー・バイアス尺度」に反映し,改めて「スポーツ版ジェンダー・バイアス尺度」を完成させる.その後,完成したアンケートをもって,パイロット調査を実施する予定にしている.パイロット調査は研究代表者が所属する機関の大学生を対象に実施することを想定している.
【2024年度の研究計画】2024年度の研究計画は,上述した2023年度研究計画において未達成であった事項も加えながら,研究を推進していく予定である.
(1)パイロット調査:アンケート項目の信頼性・妥当性確認のため,小規模調査を研究代表者が所属する機関の大学生男女200名を対象に実施予定.(2)調査データを用いて「スポーツ版ジェンダー・バイアス尺度」の信頼性・妥当性を検討.※収集したデータの分析(統計的処理等)は,基本的に研究代表者が行なうが,分析や統計手法については,適宜,研究協力者の助言や指示を求める予定である.

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

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Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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