Effects of epigenomic changes caused by iron deficiency during pregnancy on the expression of glucose metabolism genes in the next generation
Project/Area Number |
23K10908
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59040:Nutrition science and health science-related
|
Research Institution | Nagasaki International University |
Principal Investigator |
古田 美咲 長崎国際大学, 公私立大学の部局等, 助手 (70794634)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
|
Keywords | DOHad / 鉄欠乏性貧血 / 糖代謝 / 生活習慣病 / 鉄欠乏 |
Outline of Research at the Start |
胎生期や乳幼児期の栄養環境が生活習慣病の発症リスクに繋がるというDOHad説が注目されている。妊娠期や授乳期は母体・胎児ともに鉄の需要が増加するが、日本人女性の鉄摂取量は低水準である。鉄の栄養状態の低下は生活習慣病の発症・進行に関与すると報告されており、その機序については十分に検討されていない。本研究では母体の鉄欠乏が次世代の生活習慣病発症要因となるのか、そしてそのメカニズムについて解明する。
|
Outline of Annual Research Achievements |
胎生期や乳幼児期の環境が将来の生活習慣病発症リスクに繋がるといわれている。近年、鉄の栄養状態の低下は生活習慣病の発症・進行に関与すると報告されているが、その機序については十分に検討されていない。申請者はこれまで、母体の鉄制限が新生仔の糖代謝に影響を及ぼすことを見出しているが、それらの変化が後の生活習慣病の発症に繋がるのかは不明確であり、研究報告も乏しい。そこで本研究では、母体の鉄欠乏が子の糖代謝異常を引き起こし、生活習慣病を発症する要因となるのか解明することを目的とした。 まずは、鉄量の異なる数種類の飼料をラットに与え、胎仔・仔が生存可能な鉄量の検討を行った。飼料中鉄量の違いが母体の妊孕性に影響することや、出生した仔については離乳するまでの生存率に差が生じることを確認した。離乳可能であった仔について、飼料中鉄量が少ないほど血糖値が上昇することを確認し、特に雄において差がみられた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究計画通りに進んでいたが、研究施設を使用できない期間があったため、研究に大幅な遅れが生じた。そのため 遅れている と判断した。
|
Strategy for Future Research Activity |
母体の鉄欠乏が仔の糖代謝に影響を及ぼすことが示唆されたため、今後は今回確認できた初期の変化が成獣後も持続するのか検討する。また、糖代謝に関与する遺伝子発現等の解析を進める。
|
Report
(1 results)
Research Products
(2 results)