Project/Area Number |
23K10918
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59040:Nutrition science and health science-related
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Research Institution | National Institute of Fitness and Sports in Kanoya |
Principal Investigator |
藤田 英二 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 教授 (50506300)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
相良 安昭 社会医療法人博愛会(臨床研究センター), 乳腺外科, 院長補佐 (90753236)
竹島 伸生 朝日大学, 保健医療学部, 教授 (00137126)
竹田 正樹 同志社大学, スポーツ健康科学部, 教授 (00278459)
中垣内 真樹 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 教授 (10312836)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | breast cancer / cancer-related fatigue / home-based exercise / quality of life |
Outline of Research at the Start |
乳がんの罹患、または治療を継続中の患者、いわゆるサバイバーは年々増加傾向にある。術後乳がん患者の「がん関連疲労」や「倦怠感」をはじめとした様々な諸症状に対して、エクササイズは効果的なアプローチであると広く周知されている。本研究では日本人の乳がん患者に対し、自宅で実施可能なホームベースドエクササイズプログラムや運動支援の在り方について、その有効性を検証することを目的としてエクササイズ介入を行い、QOLや予後についての解析を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
乳がん治療に伴う術後ホルモン療法は、がん関連疲労をはじめとした様々な副作用を引き起こし、QOLを低下させる。海外ではそれらへの対処法としてジムベースドによるエクササイズが有効であるとされる。日本人の乳がん患者にとって運動施設に通って行うエクササイズは時間的制約等の問題も多く、その効果を享受するまでの継続が難しい。また、海外でのデータによる知見をそのまま日本人に応用するには無理があり、日本人乳がん患者を対象とした知見の蓄積も必要である。本研究は、術後ホルモン療法を受けている日本人乳がん患者に対し、自宅(ホームベースドとして)で実施可能なエクササイズ介入が、がん関連疲労をはじめとした副作用の改善やQOL向上に及ぼす効果を検証することを目的とした。 本研究課題は多施設共同研究のため、令和5年度はまず鹿児島大学医学部の倫理委員会において倫理審査・承認を得る作業を行い、その後共同ミーティングの後において研究の流れについて再確認を行い、令和6年1月から対象者の募集を開始した。現在、一人の対象者から研究参加への同意を得て初回測定を実施した。同対象者は運動群に振り分けられたため、週に1回の運動教室参加と自宅での週に2回以上の運動実施を指導している。また、引き続き乳腺外科3施設において、研究参加者のリクルートも継続して実施している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究は、術後ホルモン療法を受けている日本人乳がん患者に対し、自宅で実施可能なエクササイズ介入が、がん関連疲労をはじめとした副作用の改善やQOL向上に及ぼす効果を検証することを目的としている。 研究参加者のリクルートは、定期受診の際にそれぞれの主治医から研究概要の説明と同意をもらえるように依頼している。しかしながら、医療機関ならびに受診者の間では新型コロナウィルス感染症の影響も依然残っており、現在の研究参加者はまだ1名にとどまっている。正直、研究参加者のリクルートは停滞していると言わざるを得ない。今後も引き続き研究参加者の積極的なリクルートを行っていく。 また、本研究課題を質の高い無作為比較試験として実施するため、令和6年度から統計学の専門家を共同研究者として加えることとした。
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Strategy for Future Research Activity |
当初予定していたよりも、①多施設共同研究のための倫理審査の手続きに時間がかかったこと、②いまだ医療機関ならびに受診者の間では新型コロナウィルス感染症の影響も大きく、研究参加者のリクルートが停滞していることが、研究遂行が遅れている原因である。 ①に関してはすでに承認を得ており、②に関しても、今後も引き続き共同研究者ならびに協力者が所属している乳腺外科3施設の主治医から、研究参加者の積極的なリクルートを行っていく予定である。
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